計算外

男の子を育てるにあたり私はとてつもなく気をつけている事がある。それは家事をやらせて、家事は母親だけの仕事ではないと教えこませようとした訳だ。

 

私は奥さんを下僕のように使う男の人は好きではない。そういう事でダンナ・ハーンも結婚してから徐々に教育しなおし、今では自分のシャツは自分でアイロンをかけれるまでになった。自分の事を自分で出来ない人間が金も払わず人様に自分の事を押し付け奥さんに偉そうにしているのを見るにつけ恥ずかしい奴だと思う訳だ。

 

そりゃ人間だもの。色々人様に押し付けたいもんだ。しかし押し付けるなら金を払うかそれなりのお返しというものが必要だ。金も払わずたいしたお返しもなく誰かのために動けるか?いや、動けない。動くとしたらこの世の中で貴方だけは誰にも渡したくない、私に依存させて甘やかせて共依存の関係に陥らせたい、というほどメンヘラチックに尽くしたい相手が出来れば別だ。今の所ハーンを含めて(←酷い)私をメンヘラ的衝動からそう動かせる相手はいない。

 

そして我が息子達も女人をそこまで惚れさせる才能などありはしないのが、生まれいでたその時から決定している。ならば自分の事は自分で出来る人間にならなければ一緒に暮らす相手を見つけれないかもしれない、とばかりに息子達に家事を手伝わせてきたのだ。

 

しかしここにきて計算外の事がおこった。洗濯物をせっせっと畳む息子達を横目にソファでグダンと横になっている娘はこりゃどうした事か。自分の事を人に押し付けて平気なクズのような男を世の中に送り出したくないが為に必死になっていたら、自分の事を人に押し付けて平気なクズみたいな女人が出来そうだ。これはいかん。

 

りーちゃん!一緒にやるの!と叱るも逆ギレされる。今やろうと思ってた!と。今やろうとしてた人はブラックジャック寝転んで読んでないから…ってツッコミは娘の逆鱗に触れるのでやめておこう。

 

それに書いてて不安になってきた。自分がクズでない自信が全くないことに。。