やっと会えた~

博物館の企画展の無料券がもらえたので猿の群れ(子供達とその友達)を連れて出かけることにした。出かける前から早く帰ろう、とのたまっているがそこは無視を決め込む。

 

この博物館はわたくしが小さい時からずっとそこにあって両親に連れられて行った記憶や小学校の野外学習時には何度も行ったのだけど、いつ行っても楽しい。今日は企画展が目当てだが、猿達は常設展示の方の動物の剥製などはまあまあ楽しんでくれていたが、企画展の展示室に入ったらまったく興味がないらしく、休憩用の椅子に直行し、猿らしくキャッキャッキーキーしている。あまり長居は出来ぬな…迷惑でしかない。

 

という事で興味はあるがはっしょって見るしかない。刀、綺麗だな。私は刀に興味はさほどないがそれでも美しさに惚れ惚れするがな。あまりに切れ味が良さそうなので、切られた事を考えてゾッとするけど。だから私は包丁を研がない。不器用なのでめちゃくちゃ今でも包丁の刃が指にあたる。その時に切れ味が良いと流血ごとだ。だからちょっと当たったくらいじゃ切れない包丁を愛用している。

 

刀はその点切れなきゃいけない。でも私のような不器用な人もいたんじゃない?鞘から刀を抜く時にスッパリ自分の指も切らかしちゃうおバカさんが。いないか。いや、いたかもしれない。いたけどその不器用さで天寿を全うすることなくスッパリ短命であらせられたのであろう。

 

一つの刀の前で女の人が、やっと会えた~と感慨深げに言っている。なにやら刀剣女子とやらがおりなすって、刀剣に例えられたイケメンを愛するあまり刀そのものに愛を注いでいる人達らしい。素晴らしいではないか。人だろが、刀だろうが、やっと会えたね、って思える会いたいものがあるのは素晴らしい事ではないか。

 

思わずその女の子に、会えて良かったね、と声を掛けそうになってしまったがや。そういう気持ちはよくわかる。私も昨日お目当てのバンドのライブに行ったが、いつもやっと会える~と思うものだ。

 

昨日なんて小さいライブ会場だから、ボーカルの人とも私の推しのギターの人ともめちゃくちゃ目が合った。絶対目が合った。すいません。そう思わせて下さい。

 

おまけに昨日はギターの人が本家のバンドでは見せない笑顔&お声を聞かせてくれた。何その可愛い笑顔。このバンドの曲はほとんど全てギターの人が作っている。職人基質の恥ずかしがり屋さんな感じがまたいい。

 

やっと会えたー、って思えるものがあるのは良い事。

 

飽きた猿達に引っ張られて博物館を後にしたが、やっぱり東京さにある国立博物館。あそこにもう1回行きたくなったわ。もう少し時間とお金に余裕が出来たら、やっとこさ会いに行ってみよう。いっぱい会いたいものこれから作ろ。人間あんまり苦手だから、会いたい人より会いたいもの会いたい場所の方が遥かに多いような気がする。

 

でも、モノも場所も人間のように裏切らないし、差別しないからな。いつでも快く待っていてくれるような気がする。