母からの怨念

息子とその友達が女友達と遊ぶというので、お小遣いを少々渡し車で送っていく。車の中で2人、お互いのiPodウォークマンの中に入ってるそれぞれの曲が気になるようで、聞きあっている。

 

オタクの曲だね、僕オタクだから。まあ、僕もオタクだけど。この曲いいね、というような会話をしている。私が中学生だった頃にハマった曲はなんだろう。BzとかTMNとかBoomとか。小室哲哉にもハマっていた。小室哲哉の曲は特徴があるから今でも聞いただけで、あ、小室哲哉が曲作ってんな、と気がつく。今の仮面ライダーの曲もすぐにそうだと気がついた。なつかしい曲調だな。

 

帰りにも迎えにいくのだが、お小遣い全部使ってしまったという。えー?!女の子にいい顔して奢ってなんかいないよね?!というと奢ってと言われたけど奢ってない、と息子はいう。またまたえー?!と叫ぶ。言っておくけとかーちゃんが今まで生きてきて、シレッと奢られるのが当たり前みたいな顔している女の子はロクなのがいないからね!

 

2人ともニヤニヤしている。あかん。こやつら、しっかり奢らされておるな….。アホな男共だ。友達のタカくんが、じーちゃんが女には優しくしておけばいい、って言うからね、とニコニコしている。思わず、それはあれか最終目的の対価なんじゃないっすか?と思春期真っ只中の男の子2人に吐くべき言葉ではなく、息子に頭をはたかれる。

 

じーちゃんは昔1億円くらいの車を2台くらいは持ってた金持ちだったから。とタカくんが言う。うむ。そんなに金持ちなら金を奢るのに渋ってはいけない。じーちゃんそんなにお金持ちなの。じゃあ私じーちゃんの恋人になっていい?と聞いて息子にまた、かーちゃん!といさめられる。

 

しかし、念を押す。女の子とは確かに力の差も収入の差もあったりするからその差の分力を抑えてあげたり、金額負担を色々考えなければならないし、ケチは本当にいけないと思うよ。でも、奢ってよ、とシレッと言える人間は本当にロクな人間じゃないから付き合うのはやめなよ、と2人に言っておく。

 

プンプン。大体奢られるのが当然と思ってる人間は自分のどこにそんな価値があると思ってるのか。悪いが私は深キョンと一緒にご飯食べられるなら、全額出してもいい。癒されるし、可愛いし、きっと彼女は最後までお金を半額出そうとしてくれる人だ(思い込み!)

 

たいして会話も面白くもなく、(大体人に奢られて当然と思ってる貧しい人間の会話などつまらぬに決まっている←思い込み!)たいして癒されるほどの可愛さも持っていない輩が奢ってくれとはいどういうこっちゃ。

 

奢られるにはそれなりの対価が必要なのだ。可愛いか、話が面白いか、単純に最終目的のためかの。

 

私はメンズに値踏みされるのはごめんだね。奢られるのはよっぽどお金の使い道に困ってどうか私のお金を使って下さい、という人か、今日だけ特別奢らせて、と言われた時くらいにしたい。

 

しかしよくよく考えるとわたくし今まで奢るよ、と言われた事もないので、可愛くもなく、話も面白くもなく、最終目的の対象外であるという事が火を見るより明らかだな。

 

ちっ。しかし可愛い息子とタカくんの為に念を押す。ケチはいかんが、奢ってという女はロクな女じゃないからな(怨念!)