ぶちまけて、ワハハ。

キョートさんから積み込み中に荷物が潰れたので見に来て欲しい、と言われて見に行く。見事に潰れた我が課の梱包箱とその上に載せたキョートさん所の梱包箱がひっくり返って中身がぶちまけられている。

 

ありゃまー。我が課は中身も大したものでもないし無事だったが、キョートさんとこの荷物はいずれ製品になる代物である。ご愁傷さまである。

 

しかしだな、キョートさんとこの課の人達は何人も人が見に来ているのに、我が課は私1人だけである。私がどれだけ孤独に仕事しているかがわかるってなもんだ。まあ、私のアピール不足でもあるけど。

 

これがあの人やあの人が担当なら大層大事になり梱包時間は2倍になるか、念入りチエックの為にほとんどこの仕事だけで週をつぶせるだろう。その点私は目的の為には手段を選ばず時間を短くする為には細かい事にはムスカも真っ青になるほど目をつぶりまくりだ。

 

ですから、ええ、ミスも多いと思いますの。再三、輸出の事だから社員の目をつけろ、という申し出も無視されてきたが、カッチョさまが代わってから数ヶ月、ここに来てやっとこさ、カイコくんを教育するように、とのお達しがあった。

 

やれやれ、ありがたや。私は課の中で仕事をシェアできない事が不安だったが、これからはカイコくんにドンドン振っていけるという事だ。なっ!

 

その代わりカイコくんの仕事もかなりシェアできるように自分を教育していかなければならないな。パスタくんが異動する前にもう少し仕事に介入できていたらパスタくんに、異動してみて分かったけど本当にあの課は嫌だった、と言わせずに済んだかもしれない。

 

課の人にもらった強烈な臭いを放つドリアンのお菓子を帰りがけにすれ違ったパスタくんにあげる。どうやらちょっと前にすれ違ったカイコくんにももらったようだ。なんという事だ、こんなクソまずいお菓子を先輩に押し付けるとは。けしからんな、カイコくん。まあ、私も押し付けたけど。

 

クソまずいドリアンのお菓子を押し付けて、今日は定時でさようなら。

 

お外はとっても綺麗な済んだ夕暮れの空ではないか。しかし寒くなってきた。でも急にあまりに見事にぶちまけられた製品を思い出して笑いがこみ上げてきた。あーも見事だともうどうでもよくなってくるだろーな。

 

人はあれだ、重すぎてどうしようもなくなったら一気にぶちまけてしまえばいいのだな。スッキリしてワハハ!と笑うしかないからな。