中二病的小説

かーちゃん、僕兄ちゃんの中二病的小説読んじゃた。と次男坊ニヤニヤしている。こやつは最低な奴だな。それを読まれる事は中二病的小説またはポエムを中二近辺で書いていた経験者として許すまじ悪事だ。存在を消されても文句を言えない。

 

あのね、そういう事するのは本当にダメだよ。逆の事を考えてごらん、自分が書いたものを誰かに読まれるなんて耐えられないでしょ?と言い聞かせるも次男坊反省の色がない。

 

大丈夫。僕は誰かに読まれてもその誰かが僕に読まれた事を内緒にしていてくれたら、僕は誰にも読まれていないと思っていられるから、全然大丈夫。とニヤニヤ。

 

本当に誰に似たのだこの口の達者なのと屁理屈がスルスル口から出てくる機転の早さは。誰に似たかは分かってるけど。この子のおじい様である我が父上である。隔世遺伝の恐ろしさよ。ブルブル。所詮我らは遺伝子から自由にはなれまいよ。

 

あのね、それなら読んだ事を本人だけじゃなくてかーちゃんとかにも誰にも言わないの。人に話せば話す程本人に伝わるリスクが増えるでしょ、と念を押しておく。実際母親の日記に今現在書かれてしまっているからな。長男よ、哀れ。ヤクザな弟(と母親)を持ったあなたの運命だ。運命ならね、従うしかないんだよ。(ババ様談)

 

しかし、口は災いの元だ。私も今日言ってしまった。本気で言ってしまった。社員になりたいと、なるつもりだと、なるつもりで仕事してくからそのつもりでお願いします、と言うてしもうたわ。カッチョ様に。

 

今私は中二病的小説を妹に読まれた時くらいは恥ずかしい。何と厚顔無恥な事を言うてしもうたか。

 

だが、言ってスッキリした。嘘偽りのない気持ちではあったから、どうせ社員になれぬのなら言わずにいるより言った方がスッキリするがな。

 

しかしカッチョ様よ、お願いだから誰にも言うてくれるなよ、私の言うた事。

 

でも、カッチョ様が誰かに言っても、言った事を私に知られないように黙っていてくれたら私は言われていないと同じ事だから全然大丈夫だな。

 

次男坊、真理をついてるな。もう少し何というかある意味聡い所をだな、お勉強に向けてくれると良いのだけど。