読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チャカチャカ茶化す。

朝兼昼ご飯を食べながら子供達のお喋りを聞く。友人やパートさんの食卓など静かなもので誰もたいして話さない、と聞いた事があるが、わたくはついぞそういう食卓についた事がない。

 

子供の頃は大所帯&お喋りな家庭であったし、何より自分がお喋りだ。お喋りな母に似て娘以外はペラペラとどーでもよい話しを話し続ける。どーでもよい話をどーでもよくなく聞くスキルはかなりついたが。

 

今日の長男の話しは、僕は図書館のヤヤ先生と仲が良いんだ、という話しだ。すると、すかさず次男坊が兄をつつきはじめる。

 

お?兄ちゃん?もしかして?ありえるんじゃない?もしヤヤ先生が20歳なら、いけるよ、兄ちゃん。いけるって、兄ちゃん。

 

次男坊の気質は私のお父上に非常に似ている。人を茶化すのが大好き。そしてその私の父の気質を私の次男坊に運んだ経由地として私も茶化すの嫌いじゃない。(むしろ好き)

 

え?ケーくん?もしかして?いけるんじゃないの?ちょっとヤヤ先生の写真見せてみ?お、お、可愛いね、いけるんじゃない?ねえ?

 

次男坊と一緒になって長男を茶化す。長男も茶化されるのなんて実際は朝飯後昼飯前の食事をしているが、朝飯前、あのね、僕は年上の人には興味ない。と冷静にあしらう。

 

でも、かーちゃんも弟も茶化しがのってきた。

 

でもね、兄ちゃん、70歳くらいの人と20歳くらいの人がお金目当てで結婚する事もあるんだから、ないとは言えないよ〜

 

そうだよ、ケーくん。今はそうでもないけど大きくなったら大人の色香にメロメロんになっちゃうかもよ〜

 

長男は君らいい加減にしなさい的にスルーしている。

 

その会話をずっと黙って聞いていた娘が、真顔で聞く。かーちゃん、私が100歳くらいのおじいちゃんと結婚したらどうする?

 

かーちゃんも、真顔で答える。うん。お金目当てなら許すよ。

 

そんなくだらない会話に花が咲くから私は静かな食卓に憧れはしてもそれを味わう事が身から出まくるサビでできないのだ。

 

長男は、はー、僕、2階で小説書いてくるから、というセリフを吐いて2階に上がっていく。

 

ぷっ。小説ってなんだよ。メチャクチャ読みたいじゃん。書いたら読ませて?と頼んでも、ダメ、僕が僕だけの為に書いた小説だから。という。

 

どうしよう、腹抱えて笑いたいが、彼の自尊心を傷付けてはいけない。ちゃんとわたくし、茶化していい事と悪い事はわきまえてますから、これは茶化しちゃダメなとこ!

 

まあ、頑張ってね、と笑いをこらえて真顔で答えるから、わたくし、自分の感情出さずに人と話すスキルがまた上がってしまうがな。