しょっぱいのは

土曜日は水族館へ行くと決めていた。しかし行こうと思っていた水族館が…まあ、何度も行ってるし、これは少々遠いが潮干狩りの帰りにいつも寄ろうと思って激混みで諦めているあの水族館へ行こうと決めた。

 

決めたのはいいが出発したのは昼の1時だ。帰りにせんべいのお店も寄りたいし、ギリギリの予定だ。まあ、いいか。いつもテキトー。

 

水族館では色々見る。流石に潮干狩りの季節から外れているから空いてる。だから大きな水槽の前のソファも空いていてイチャつくカップルが占領している隣のソファを私と子供と占領する。

 

隣のカップルは薄暗い事もあっていいイキフン。私も娘にベタベタしていいイキフン。館内に流れているオルゴール調の星に願いを聞きながら群青の水槽を眺めていると、心底癒される。

 

いつまでも見ていたい。クルクルおよぐイルカやヒラヒラ舞うマンタや、ギラギラしたイワシ?の大群も見ていて飽きない。

 

生命は海から生まれたのだから、遺伝子の中に海の記憶があるのかもな。癒されまくり。

 

イルカショーが始まるので渋々水槽を後にする。

 

イルカショーはビショ濡れゾーンに濡れてもいいから、と子供達が果敢に座る。私は濡れるのがイヤなので、自分だけポンチョを手に入れて(クソだな…)子供達の隣に座る。

 

少し甘く見ていたのだ。どうせちょっと水しぶき飛んでくるくらいっしょ!と。

 

しかしイルカさんサービスがよろしい。いつもより多く回しております、って言ってんじゃないの?ってくらいバッシャンバッシャン水を飛ばす。

 

だからしこたま水を飲む。しょっぱい。息子もしこたま飲んだようだ。

 

その後にイルカが舞台に上がりポーズなど決めている。すると息子が、あ、オシッコしてる。と言うのだ。本当だ。イルカさん綺麗な茶色のオシッコしてる。

 

つまりだね、あー、水槽の水はアレもしっかり混ざっているという事だ。何か、微妙な気分。

 

子供達と考える。さっきの水はしょっぱかったけど、海水だからしょっぱいんじゃなくて、イルカさんのオシッコだからしょっぱいんだね。え?かーちゃんはオシッコ飲んだ事あるの?え?ないよ?無人島に打ち上げられたら飲むしかないけど。ないのにどうしてしょっぱいってわかるの?

 

むむ。そうだ。何故だろう。次男がいう。汗もね、鼻水も涙もしょっぱいよ。だからきっとオシッコもしょっぱいよ。

 

そうだな。オシッコだけ甘いという事もないだろう。

 

つまり今日は楽しいイルカショーを見て、イルカさんの色んなものが混じったしょっぱい海水を飲んでしょっぱいえびせんいっぱい食べて満足した1日を送ったというだけの事だ。

 

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