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説得力

妹が夜の犬の散歩に行くというので付いていく事にした。それでガッキーのドラマの話になった。私は見ていないのだが、妹に説明してもらう。

 

院卒で就職にあぶれて、そして派遣も切られてやむなく雇用結婚する云々かんぬん。それでだ、妹があれはガッキーがやる役ではない、説得力がない。ガッキーほど可愛かったら就職にあぶれるハズない、どうせなら女芸人ぐらいがやったら説得力がある、と言うのだ。

 

なるほろ。私はだな、自分でいうのも何だが世間様の事をあまり知らないバカ正直なお子ちゃまな所があるから、ついぞ妹のようには思いつかないのだ。この歳になってから江戸っ子ちゃんや妹の話から就職も見た目でかなり有利不利があると知ったのだ。

 

だっておねーちゃん、考えてもみなよ、大分優秀なフツーの見た目の子とどえらいこと可愛いフツーくらいの能力の子とどちらを選ぶよ?と聞き終わらない内に私、答える。うん。可愛い子選んじゃう。

 

妹はまだ続ける。よくこういうと、じゃあすごい可愛いけどすごいおバカさんだったらどうするか?って聞かれるけどね、それはわかるの。絶対わかると思うよ?あ、この子本当におバカさんだな、ってのは雰囲気でわかるから、流石に面接官も選ばないと思うよ。と。

 

なるほろ。妹、天才か。つまりだ、就職に有利なのはすごく優秀な美女、その次がフツーの能力の美女、その次がすごく優秀なフツのー見た目の女人、それでフツーの能力のフツーの見た目の人ととってもおバカさんな美女が同等くらいか、やっぱりまだおバカな美女の方がが有利か、そんな感じ?

 

しかし世の中そんなんばかりじゃないと信じたい。姉妹とご飯を食べに行った時に、隣に座ったカップルが熊みたいなモサモサのいかついお世辞にもカッコイイとはいえない男の人に、とても可愛い彼女がニコニコ嬉しそうに話ていたから、私は彼女の愛に感動したのだ。本当にこの人の事見た目とか抜きで好きなんだな〜幸せそう。感動。

 

と、思っていたら、姉妹が、あれ、さっきの同伴だよね。キャバクラの。と言うのだ。ガガン!知らなかった。そういうシステムがあるのもそれがさっきの人達なのも。いやいや、でもちゃんと本当に恋人同士だった可能性もないわけでないだろう。私の感動を返せ。

 

そう。世の中そんなんばかりじゃなくて、ちゃんと中身を見て欲しい、と私は思うけど、それと同時にこうも思うのだ。

 

人間中身が素晴らしい人だってそんなにいないと思うんですよ。色々グチャグチャしてると思うんです。

 

だったら私が面接官だったら何で人を選ぶかな?

 

そうだな〜。あんまりキラキラした人は選ばないな。キラキラした人は挫折が少ないからキラキラバカみたいにして周囲をつかれさせるからさ。コンプレックスがあってでも一生懸命な暗い不思議な人間的に面白い人を選ぶな。

 

一緒に働くなら人間的に面白い人に限るな。まあ、それがすぐに分からないだろうから、結局私もガッキーを選んでしまうのだろう。

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