お喋りの日

工場でイソイソ梱包をしていると、ヒダマリさんがひだまりのような笑顔で話しかけてくる。

道路に何かの鳥のヒナがオダブツしているらしい。一緒に見に行く。

可哀想におそらくセキレイのヒナだろう。話の中で雀の子を拾って育てている事や生まれたばかりのコウモリの赤ちゃんを拾ったけど、さすがに育てられなかった事などを話す。

ひだまりさんにこんなに(鳥が)好きとは思わなかった、と言われる。うん。生き物は(人間以外)大好き。と返しておく。

ひだまりさんとのひだまり会話が終わって再び梱包作業に取り掛かかり始めたところで今度は誰が言い始めたのか、無駄にイケメンのムダイケさんが話しかけてくる。

子供が半年になった事、奥さんが家事がめちゃくちゃ得意な事、奥さんとケンカした事がないという事など、色々話しを聞く。趣味のサーフィンについても聞く。

サーフィンの波に乗るのは楽しいし、海は綺麗で近くの定食屋さんは皆美味しいらしい。〇〇さんもサーフィン始めたらどうですか?と言われる。思わず大笑いしてしまう。齢ピー歳にしてサーフィンを始めたら波に乗る前に救急車の担架に乗せられそうだ。

だがそうだな。そんなにそこの海が綺麗なら見に行ってみよう。美味しいご飯も食べたい。しかし今まで私がイラコと読んでいた地名がイラゴと呼ぶ事を初めて知った。

ムダイケさんがイラゴと言うのを笑って、イラコじゃないですか~?と言い返したのに後でスマホで調べたらイラゴだったよ。あな、恥ずかしや。

そんなこんなでお喋りばかりしていたので仕事は進まないし、眠いしで仕事をポイッしておうちへ帰る。

とっても海が見たくなった。





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