世話焼き女房

今週は早目に帰れる日が続いている。そして今日は外もとっても明るいし暖かいを通り越して暑いくらいだ。

あんまり暖かくて嬉しくなる。こんな日に事務仕事なんかしてられるかい。という事で午後からフー君を連れて徒歩にて工場へ出向く。

フーくんの我が課での研修もあと2週間をきった。本当に彼には謝りたい。研修の先生が私ですんまそん。と。カッチョ様に私の仕事では我が課の研修にならないし、正社員の方の仕事をもっと振ってあげて欲しいと控え目だがアピールを何回もしたのだ。

しかし正社員の方は軒並み忙しいからな、2ヵ月でいなくなる研修生に仕事を教える手間などありはしない。

という事で、可哀想にフーくん物足りない仕事を頭の足りない胸も足りない身長と足だけ足りてるデカイ日本人についてこなさなくてはならなくなったのだ。

ごめんね、フーくん。何にも教えてあげれなかったね。というと、いえ、勉強になりました。と言ってくれる。ほいで、やっぱりドアは開けてくれるし先に通してくれる。優しい。

おそらくフーくんの勉強になった事は我が課の勉強ではなくおそらく日本語、それもべたべたに天上界語を話すわたくしからの方言の勉強の事であろうな。

今日も工場へ行く途中、色を2色から1色へ切り替えするんだけどね、と話していると、ショクって何ですか?色を数える時の言い方ですか?と聞かれる。

そうだよ、色とかいて、イロとも読むしショクとも読むんだよ。というと納得してくれる。しかしな、日本語ってそう考えると厄介だよなー。覚える事多すぎでしょ。

フーくんを先に事務所に返してから別の工場へ出向く。しかし探しているキョートさんが見つからない。仕方なく帰ろうとするとジーくんがまた面白そうな加工をしているので、見させてもらう。

そこにウメくんも来てジーくんの残念イケメンぶりについて、2人で話が盛り上がる。ジーくんモテるだろうけど、もっとモテる人生歩めるハズなのに何か残念なんだよな〜と、言ってひとしきり笑いのネタにして笑っておく。

本人を目の前にして話す会話でもないだろうが、そこはジーくんのキャラが話しても平気な雰囲気を出しているのだ。許せ。

事務所に帰るとそこそこ仕事もたまっているが、今日はやる気がありませんねん。それにね、ほとんど他人の行動が気にならないわたくしでもね、たまーに、気になっちゃうわけよ…

こちとらわりと日中お喋りもしずに黙々と仕事をこなしている隣でお喋りして、僅かな仕事をゆーっくりゆーっくりやって、そいで夕方になると残業して行くお人達を見ているとね、何か馬鹿らしくなるんだよね、残業していくのが。

私が今まで勤めた会社や病院は皆必死こいて働いていた。お互いに補えるところや手伝えるところは助け合って。

だからわたくし、仕事は必死こいてやるもの、手伝える事があったら何でも手伝うもの
、というのが体に染み付いている。

しかしここではその体質が仇となるようだ。正社員の世話を焼く世話焼き女房だと言われているようだ。

しくしく。あんまりだ。わたくしは能力がないから出来る仕事は依頼されたら何でも受けて、その代わり正社員の人々には正社員の人しか出来ない仕事に集中してもらおうと、私なりに課のタメを思ってやっているのに…

他のパートさんとの考え方の違いから世話焼き女房なんて思われているのか。がっくし。

傷心。

今まで勤めた会社は仕事を頑張ったり、手伝ってあげれば喜ばれたし感謝されこそしても、悪口を言われる事はなかった。

でも、ぶっちゃけわかっている。悪口をいう人も不安なのだ。自分の存在価値や存在感がなくなる事が。

そんなふうに相手を不安がらせた私の行動はやはり浅はかだ。相手の立場になって考えれば簡単にわかる。

今日は早目に会社をお暇する。暖かいし、大分傷心だから。

もうすぐ会社の八重桜が咲くからしばらくはそれでも見てとにかく控え目に目立たつずに仕事をこなしていこう….

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