激しい攻撃

良い天気だ。今日の予定の歯医者と隣の市のお祭りを見に行く予定を達成するには8時に起きなければならないが、もちろん起きれるハズがない。

しかし言い訳がましいが、わたくしだって早く目は覚めている。布団にくるまりあーだこーだリコーダーと笛を吹いたりしてはいないが妄想していたりすると自然とまた寝てしまうだけだ。

そいで、歯医者の予約時間に家を出発する羽目になる。私が悪いんじゃない。わたくしをこんなに妄想力強く産んだ親が悪い。つまり私が会社にいつも遅刻しそうなのも歯医者の予約時間を過ぎてしまうのもパパとママのせいなのだ。責任転嫁。

歯医者が終わり祭りを見に行くが、歯医者からの流れでどうしても長男を連れて行かなければならない。この長男がクセ者だ。こよなくゲームを愛している為に一刻も早く家に帰りたがるのだ。

という事で祭りに向かう車内でひとしきり帰ろう、行かないでおこう、ほらね、やっぱり混んでる、もうやめよう、引き返そう、帰ろう、帰ろう、帰ろうと、帰ろう攻撃を激しくかけてくる。

どうしよう、張り倒したい。車の運転中で両手がふさがっていて良かった。そうでなければ攻撃に耐え切れず正当防衛とはいえ息子を張り倒すイケナイ母親になるところであった。

12時半から確か神輿も盛り上がるハズなので、そこに向かって観光しながら歩く。枝垂れ桜の下で写真を撮ったりそこの近くの用水路の金魚を眺めたりする。ああ、とても気持ちがいい。

しかし長男の攻撃が段々激しくなってくる。かーちゃん、お腹空いた。串買って。と買って買って攻撃が激しい。仕方なく皆でそれぞれ好みの串を買って食べる。しかし串攻撃はまだまだ止まない。もう1本買ってくれ、1本といわずもう2本買ってくれ、ジュース買ってくれ、くれくれ買ってくれ攻撃の激しいこと、激しい事。

どうしよう、口にアロンアルファを塗りたくって2度と開かせないようにしたい。良かった、近くにホームセンターが無くて。そうでなければアロンアルファを今すぐ買いに走ってしまっただろう。

やっとこさメインの神輿が揃っている会場へたどり着く。去年も見たがやはり今年も美しい。綺麗な花の神輿。もっと近くで見たくて子供にも感動して欲しくて、ねえねえ!見てごらん!綺麗だよ!とはしゃぐ。

が、長男、ああ、僕そういうのいいから。それに僕って意外に短気なんだよね。人混みにいるとイライラしてくるだよ。とおっしゃる。

うむ。かーちゃんも何と言うか、今、君にイラッてきてるよ☆親子だね。

とにかく帰ろう攻撃がとうとう激しさを増して本土まで侵攻してきた。力も身長ももう私よりある小学6年の息子に半分無理やり体を引きずられはじめる。

待って!あの濃い色の花神輿見てからね!と何でか私の方にはすでに主導権がなくなっている。息子の情けか、濃い色の花神輿がワッソイ!しているところは見せてもらえたが、すぐに手を引っ張られて帰らされる羽目に。

長男を家においてこなかったのが敗因だ。

仕方なく帰路に。しかし天気も良いしただ帰るのも勿体ない。川の右岸と左岸にこの時期にはよく鯉のぼりがかけられているが、車を止めてそれを眺める。

子供達は河原におりたり水を眺めたりしている。鯉のぼりが風に気持ちよく泳いでいるし、桜の間から見る鯉のぼりは桜の中を泳いでいるみたいで、本当にきれいだ。

写真をいっぱい撮っておく。

春は短いけどいい。

桜の花びらが風に待って美しか。長男は花びらが舞う度に、うわ、なんか青春ぽくてむかつく。と、おそらく君アニメの見すぎだね?とツッコミたいセリフを吐く。もう1つツッコミいれさせてもらえるなら、君まだ青春にむかつく程青春時代に入ってないと思われますが?

今日は美しかものばかり見れて幸せだ。来年はもちろん絶対1000%長男は連れて行かない。

攻撃を受け続けて私の体はボロボロに疲れて家に帰ってグーガグーガ夕方寝してしまったよ。(おそらく攻撃受けてなくても寝ただろうけど)


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