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雨傘日傘

棚卸の準備に入った。自動倉庫バトラーが大変御機嫌斜めだ。思うにやはりバトラー、わたくしめはわたくしめの尊敬に値する方にしか従くつもりしかありません、と気位が高いのだ。

不特定多数にあれ出せこれ出せやっぱり入れろと言われてご不満そうだ。わたくしが指示を出しても、嫌でございます。とプンと横を向いている。バトラー、来週から本腰入れてもらわないと…どうか御機嫌直してね…

夕方は投げていた自分の仕事に取り掛かる。あれあれ。あれもないし、あれは取り寄せてないし、そいで月曜は祝日だし、今の時間からは業者に問い合わせることもできない。

へへ。工場行くのが楽しいと事務仕事後回しにしちゃうからこういう事やらかしてしまうのだ。

昨日も工場に大型の機械の搬入があってまたもや黒子集団(またの名を黒いニッカポッカの作業者)がササッササッと動き回って大きな機械をてなずけているのをヨダレを垂らしてみておった。

大体笛の音に合わせて黒子は動きを合わせているようだが、今回は黒子の可愛いところを見つけてしまった。

笛吹黒子であろうか、ヘルメットの所に笛をかける所があるのだろうか、ぷらりん、と笛がぶら下がっている。笛を吹く時はヘルメットから笛をヒョイととって吹くのかなあ、と想像したら可愛いくて胸がキュン。

とにかく1人でも機械搬入者のかっこよさ、大型の機械の動く所のしびれるところをわかってもらおうと、他のパートさんに熱く語るのだが、変態プリを披露しているだけの状態。わかんないなあー、という苦笑いをもらい受けただけだ。

残業していると、あれ?金曜だからか?今日は残業者が少ない。課内に年齢不詳主任とパスタくんしか残っていない。

困ったな。そこそこまだ仕事が残っているが今日はもう帰ろう。

帰る前に棚卸の相談などを主任とパスタくんと話す。パスタくんが私の机の上のミニカーに気が付いたようだ。オロチの。わたしはオロチは車でなくて動物認識なので、この笑った顔が好きだと言ったら江戸っ子ちゃんがくれたのだ。

いつも笑った顔がこちらに向いているようにしている。イヤな事があってベソかきそうになる時もオロチの笑顔とこれをくれた人を思い出して現金…じゃなくて元気をもらうのだ。

パスタくんが、箱から出さずに飾ってるんですね、と言うので、そうそう、売る時に値段がつくようにね、とマジで現金貰う気のセリフを吐いておく。

工場から出ると雨だ。

傘を持ってきていないので堂々と濡れていく。多分傘を持っていても使わないが。雨に濡れるのはそんなに嫌いじゃない。それより濡れた傘を持っている方がストレスだ。私が傘を差すのは大雨の時か太陽が元気だしてる時かの両極端だ。

少々の雨は濡れてOK。

しかし春から秋にかけてほとんど日傘を手放せない時期が来るな。

本当に日光は苦手だ。あたると痒くなるし目の色も少し薄いのですごく眩しく感じるし、何より年齢がイッちゃってるのでシミとかシワとかね…。

そのくせ化粧がめんどくさいので日傘を差すしかない。日傘を差すなんて本当にめんどくさい。めんどくさいから少々の雨くらいは雨傘はささない。これからの日傘を差さなければならないめんどくささを雨傘を差す労力を削って日傘を差すエネルギーに回そう。

どうでもいい思考をして1日を終える。どうでもいい思考が出来ると言う事は今日1日平和だった証拠だな。

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