美しい人カッコイイ人

管理部棟のトイレから出ると管理部の美女と鉢合わせになる。美女、びっくりする。で、そのびっくりした顔もひどく美しい。

思わず、びっくりした顔も綺麗ですね。
とセクハラ発言が口から飛び出る。

もう、何言ってるんですか。とニッコリ笑って返してくれる。さすが美女、この手の言葉には慣れきっているのだろう、あしらいが上手い。

同じ事を私が言われたとしたら(言われないけど。驚いた顔ヒドイけど。)、慣れない言葉に動揺し、相手が本心で言ってないにも関わらず、真に受け、全否定して赤面するか、あまりの事に思考回路がショートして何も返せず、アワアワしているだけであろう。

それが2日前の事。今日、隣の課のイケさんが、別の人に、ハナマルさん(美女の名字)、名字が二重丸さんに変わりましたから、と言っているのが聞こえてくる。

ピク。何?耳がダンボになる。確かあまりに美しいので、パスタくんの嫁にでもなってくれないかと、結婚してますか?とド直球で聞いた事があるのだが、その時は、はい。娘がいます、と言っていたのだ。

これは離婚でもなさったのだろーか。それならばだーね、こんな美女なら子持ちだろうがシシャモだろうが有り難くオラ嫁に欲しい。

妄想が捗る。脳内で妄想を楽しんでいると、ナベさんが、離婚じゃなくて再婚かもね、と言う。確かに。わたくしはあの時子供はいるという返答をもらったけど、結婚しているとはっきり聞かされたであろーか?

あーあ。残念。あっという間に妄想がしぼむ。

定時で帰った後は傘を買いに行く。子供達が傘を折ったり曲げたり食べたりしているので、いつも傘不足だ。

しかし次男には感心した。ボキボキに折れた傘で登校しようとするので、そんな傘で行くの?(と言ってもその時点で予備はなし)と聞くと、

ちょっとくらい折れてても傘は差せる、大丈夫大丈夫。と笑っている。

カッコイイ。我が息子ながら惚れる。折れていびつな傘を差して、ちょっとくらい折れてても傘は差せる、て、かっこ良すぎだろうよ。実際はめちゃくちゃ不格好だが。

家に帰りご飯を食べたら喉が痛い。やばし。歯が浮くような喉が痒いような、この感じ。風邪気味?

まあ、こういう時は笑って風邪の気をとばすのが良かろう。昨日見つけて武将好きの次男と観て苦笑いした石田三成の動画でも観て笑って寝よう。

やはり再婚するなら子持ちの美女、傘を差すならちょっと折れた傘、配下にするなら石田三成ですわ。