黒いニッカポッカ

わたくしはあまり他人にたいしてイライラしない人間であるが(子供にはイライラします。まあ他人じゃないしね。)今日はイライラしてしまった。他人様に。

ナンダカナー。たまに虚しい。いやいやイケナイ。イケナイ。この宇宙に知的生命体が誕生する奇跡を思う時、その知的生命体であるところの思考をイライラなんかに使ったら勿体ないわ。

というイライラした時のアタマニオハナサイテル、ケド、インテルハイッテナイ的メデタイ思い込ませワザも今日のイライラにはまったく歯が立たない。

しかし知的生命体ってめっちゃ頭良さそう。わたくしも一応その一員に入ってるのであろーか。マイナンバー制になるって聞いても自分には来ないと思い込んでいたからビックリしたけどね。私、人間だっだんだ!日本国民として監視(?)されてたんだ!影の存在だと思ってたのに!ここまで思い込みがヒドイと病気だな、ホンマ。

といわけで今日は好きにやろうと思い、午後に工場に機械の搬入があるのを用もないのに眺めに行く。ぐふふ。私は黒のニッカポッカが好きなのだよ。黒子みたいだし、それこそ影の存在、裏で世を操る忍者みたいだし。

そして思ったとおり3人ほどいる作業員は黒のニッカポッカ、それもわりと細め、を着用して右へ左へたくみに移動し機械を操って搬入している。

か、恰好いい。たまらん。また別の妄想が頭をもたげる。巨大なモンスターを猫のようにてなずける3人の遠い異国の術師。マント羽織らせたい♡

ボへ~とアホずらさげて搬入を眺めていると、ジーフーくんがいつの間にか後ろにいて何やら話しかけてくる。

ちっ。私の楽しい妄想を邪魔するんじゃないYo!まったく。イライラしているので脳内のわたくしの悪態のヒドイこと。しかしそこは巨大な猫かぶり、笑顔で、何だった?と話す。

この工場の機械の搬入が増えた事もありジーフーくんの課の作業場所も隣の工場に移るようだ。機械から掃除機みたいなので油を抜きとっている。

隣の工場に移っちゃうの?作業みれなくてツマラナイな。隣の工場行った時に見に行っていい?下の階でしょ?と聞くと、そうです。と言う。

タマタコくんの課も隣の工場になったしイライラした時は工場の作業を見に行こう。

ジーフーくんとニッコリくんの課も明日忘年会でホテルに泊まるという。部屋番号教えてね、遊びに行くから、とセクハラ発言。

油吸い取り機に入ります?とジーフーくんが冗談で言ってくる。ホテルは入れるけどそれにはさすがに入れないな、というとホテルは入れるんだ!とニッコリくんにツッコまれる。 楽しい会話が出来るならホテルでもドブでもどこでも入れるわ。

イライラが止まらないので発言が素直すぎる。しかし発言が素直すぎるとセクハラっぽくなるのはどうした事か。

あまり気をつかい過ぎても疲れるのだ。イライラの原因は素直に生きろよ!という脳内からの信号かもしれぬ。

よし。わかった。私は私の好きなようにする。それで文句を言われようが陰口を叩かれようがそんな事は知ったこっちゃない。私はどうせ働くなら一生懸命働きたい。それだけだ。

イライラを引きずり定時で一目散に退社。明日の忘年会も何だか億劫になってしまった。サボりたい。

それこそジーフーくん達のホテルで引きこもっていたい。ホテルに忍び込んだ痴女として警察に突き出されるからそれだけは出来ぬけどな…




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