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ニボシ

11時にお父様がいらっしゃるのにお寝坊してしまったので、掃除洗濯をして買物に出る頃には11時になってしまう。息子にじいちゃん来たら待っていてもらってね、とお留守番させる。

しばらくするとお父様からお電話がありましてご注意を受ける。11時過ぎてるぞ!と。はは!申し訳ありませぬ。

お父様は大分性格が丸くおなりなったが、わたくし達が子供の頃は今見ている映画になぞらえるなら、恐怖にて帝国を治めていらっしゃった。

お父様の一睨みからは暗黒面のフォースの力を感じ、子供達は誰1人として逆らう事などできなかった。

という訳で、電話口のお父様からフォースの力を感じ買物を早々に切り上げ一目散に帰宅する。

しかしお父様が怖いだけであったならただただ鬱陶しいだけの親であるが、お父様はお話が面白い。口からお生まれになってやがて口に還って行くのだろう。

お口に還る前に自宅に帰って行くお父様を見送る。

旦那さんが今日はお休みで、双子を日本脳炎の予防接種に連れて行ってくれていたのだが、とてもご不満そうに帰ってくる。

注射、打てなかったからね。と言う。え?!何で?!と驚いて聞くと、まだ9才になってないからだよ、と言う。

市から9才になったら打ってね、と案内が届いたので受けに行ってもらったのに、あと9才までに2週間あるからダメなんだと知る。

案内の紙にも9才になってからしかダメって説明書きがあったらしい。

悪いけど私は学校からの連絡プリント、市からの案内プリント、その他諸々、題名しか読まない。

参加日のお知らせ、となっていたら参加日あるのね、と思って内容は読まない。日本脳炎予防接種のお知らせ、となっていたら予防接種しなくてはね、でオワリ。

それで困った事になる事は多々あるかもしれないが、困るのは自分であるので良い。それで私は大概の事が、ま、いっか、で困らないのが困ったところ。

だから旅行に行くとなったら大変身軽だ。旅先で無くて困るから、とうちの母上様も姉上様も色々用意して行くが、わたくしは無ければ、あ、無いや、ま、いっか。でオワリ。

今回の事は旦那さんに迷惑をかけてしまっているが、旦那さんだから、ま、いっか(おい)。

じゃあ来週土曜にまた予約して私が行くね。と話すと、旦那さんが、だからまだ9才になってないからダメだって!と言う。

本当だ。よくそんな細いコトに気が付くな。まだ9才まで2週間ちょっとあるということは来週もダメ、ということだ。しかし人の話し本当に聞いてないな、わし。

面白い話ししか記憶出来ぬのだ。連絡事項ほど記憶するのが苦手な事はない。

かわいそうによく考えたら子供達はこの連絡事項を記憶してくれない母の犠牲にあっているだろう。学校から言われて用意するもの用意出来ていない事があるんじゃないの?(ある。断言。)

旅行に行ったら用意完璧にしてきた人達に色々借りちゃってない?(借りちゃってる。断言。)

ひー!迷惑かけまくりじゃん!学校や友達や家族その他諸々にも!

でも子供達はこんな頼りない母を持ちながらも今日彼らのお爺様が、お土産にもってきたニボシを瓶からわしずかみにしてバリバリ3人で食べている。

た、たくましい。うちの子供達には古き良き時代の昭和感溢れる子供の逞しさを感じるな。

つまり、丁寧に育てられずに雑に育ててる感がヒシヒシと感じられる。

ま、いっか…



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