悲愴

午前中に娘を耳鼻科に連れて行く。もうかれこれ鼻つまりが3週間以上治らないのでとうとう自然治癒を諦めた。

いけないね、自分が病院大嫌いなので子供達もギリギリまで医者に連れて行かないのは。蓄膿症になりかけていたようだ。

昼からの予定も急遽なくなったし、天気もいいので子供達に行きたい所を聞くと、お城へ行きたい!と言う。この時間からで行った事のないお城へ行くとなると限られてくるが、まあ、ドライブがてら西方向へ。

ついたお城はこぢんまりとした資料館に毛が生えた程度。しかしここは背の高い松とか植えてあって涼しそうだし一人でボーっとするにはなかなか良さそうだ。実際一人でベンチに座ってボーとしてる人がいるしな。

資料館の中には関ヶ原の戦いを再現したDVDを観れるTVが数台とヘッドホンが置いてある。子供達と観る。手始めに石田三成の視点からの再現映像にしてみる。

何だ、このちゃっちい映像は。しかし話を進める石田三成の声が悲愴感漂っている。それにこの話の脚本考えた人はどうしてこうも石田三成に糞尿を垂れ流せるのであろうか。

お腹が痛くなってきた、具足(兜の事と思われる)を脱いでる時間はないので糞尿を垂れ流す、とか、自分の糞尿の匂いの中で立ち尽くす、とか、フンニョウフンニョウとどれだけ連呼させるのだ、三成に。

かわいそうだろ。裏切られ友を失い敗走するだけで十分の哀れさなのにお尻に締まりがない事をこんなに強調されるとは。

しかし、なんだ、わたくしはあまり歴史に詳しくないが三成はお腹が弱い事で有名だったのであろうか。

徳川家康からの視点の映像も見ようと思ったが、あまりの三成の哀れさぶりに子供達と無言でヘッドホンを外し、じゃあ、そろそろ展示でも見るか…とその場を去る。

お城の最上階から山の向こうに見える関ヶ原をのぞむ。ああ、あそこが三成がお腹をこわした場所か。私もお腹弱いから親近感♡なんて感想しか浮かばないだろう。

車の中で下の息子が、かーちゃんクイズ出すよ?秀吉という名前の武将は何人いる?と聞いてくる。うーん?そんなにいるんだ?わかんないなあ。と答えると、息子が、答えは2人!羽柴秀吉豊臣秀吉!と自信満々。

うん。同じ人だね。と軽く突っ込んでおく。息子はええーー!!と超ビックリしていたが。

しかし、疲れたが楽しかった。

秋はどこかブラつくにはサイコーの季節だね。
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