読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

友と化石取り

今日は幼なじみのえーと…S子さんとS子さんの娘達と化石を取りに行く日である。このS子さんとは子供の頃から色々あった。好きになった人が同じY君だった。YくんはS子さんが好きだったのだが、聞くに涙語るに涙の話がある。

中学の時の野外学習山登り、S子さんは高所恐怖症気味にて橋を渡る時に可愛らしく怖がって、怖い、と言いながら恐る恐る橋を渡っている。Yくんはそれを静かに見ている。その後に別の場所にて足を滑らせてびっくりした私は、あー、怖かった、とボソりと呟いたのだが、すかさずYくんが、お前が言っても可愛くない。と言い放ったのである。

なんてヒドイ人。でもなんて素直なお人。ツンデレなんて言葉甘い。私はずっとツンツンされていたのだ。妹によくそんな性格悪い子好きだったよね、と言われるが、好きでもない人に優しくして気を持たせるよりずっと優しいと思うが。ただし私の場合あの嘘も偽りもない真っ直ぐな冷たい目を見ると、ああ、この冷たい目を見られるのはS子さんではなくわたくしだけなのね…と好きが加速したものだが。

あの時より冷たい目を見るとパブロフの犬ばりにヨダレを垂らして萌えるようになってしまった。子供の頃は大事な人格形成の時期であるがその殆どを冷たい皮肉屋の俊才に恋していたおかげで、かなりの変態気質になってしまったのは認めざるをえない。

しかしこの話をS子さんに話すと、Y君がそんな風だとは気が付かなかった、いつも優しかったから、とのたまう。そりゃそうだろ、君はツンデレのデレデレされる方のデレ専門、わたしはツンツンされるツンツン専門だったのだから。あー、ぶっちゃけ優しくされたかった~涙

話は戻って化石を取りに行くと言ったら妹も付いてくると言う。8人乗りの車に8人ギュウギュウになって乗っていく。

河原には夏休みの子供達がカンカンカンカンタガネを打って化石をとっている。ついついカンカンカンカンバンサンカン、と歌っていると妹に、お姉ちゃん、それ年代わかっちゃうからね、とクギを刺される。いけない。万年5~8才児設定なのに。

暑さで早々に退散した後はご飯を食べて、今度は子供なしのご飯を食べに行く事を約束してS子さんと二人の可愛い娘っことお別れ。

夜は甥っ子の誕生会で手巻きずしをご馳走になる。あー、お腹いっぱい。帰る時に空を見ると秋の虫の声も聞こえるし夜空が澄んで綺麗。しかし今日は月が明るすぎるので、星の光が少し弱い。

でも、たまらん。秋のこんな感じがたまらなく好きだ。

一度でいいから満点の秋の星を見ながら眠りたいなあ。

とにかくお腹いっぱいで今はどこでも眠れそうだが。
広告を非表示にする