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バトラー

雨がよく降る。傘を差して工場へ行くが流石安い傘、開きたくもないのに勝手に開き、二度と閉じれない。仕方がなく無理やり紐で閉じる。

先日見つけた天職業務を無心でする。ここはいい。静かだ。たまにものすごく愛想の悪いちょっとふくよかな夏川結衣似のパートさんが入って来くるぐらいだ。こちらが挨拶をしても聞こえてないのか挨拶が返ってきた事はない。しかし、人見知りの私はこういう人と2人きりになるのは大変気が楽である。

気を使って話を振ったりする必要がないからだ。私とサラサラ話す気などないその態度。うむ。やはりここはいい。静かに黙々と作業を続ける。

これ、出しな。ハイ、ゴシュジンサマ。
次はこれ、入れな。ハイ、ゴシュジンサマ。
これどうなってる?ハイ、ゴシュジンサマ。
カタカタカタカタカタカタカタカタ…
自動倉庫というバトラーと脳内で会話。

1時間ほど無心の境地から悟りの境地に達し宇宙の果てと交信しそうになったので、切り上げる。バトラー、またな。ハイ、ゴシュジンサマ、オマチシテオリマス、、、イツマデモ、、、

けなげー!!涙!!また、来るからね!!

事務所に帰りボチボチ仕事をする。今日は花金だ。別に何の約束もないが。映画でもみたいなあ。

そういえば、昨日はパスタくんと話していてホラー映画など見た後は怖くない?シャンプーしている時の背中の後ろが怖くない?という話になる。パスタくんは怖いが、1日くらいで怖くなくなるという。

私は軽く見積もっても3日はダメだ。トイレの小窓、ドアの隙間、車のバックミラー、鏡、パソコンやスマホの画面が暗くなった瞬間の自分の顔、すべてホラーだ。

そんな話を昨日していたところで、ナイスタイミング、今日のお昼にパート仲間でホラーの話が出る。皆さんやはりホラーは苦手なようだ。

しかし見た後のいい裏技を聞いた。シャンプーしている時の背中の後ろが怖い時は、頭を後ろに思いっきり反ってシャンプーをするといいというのだ。

なるほど。それなら、後方にゾワーとしたイヤな感じを味あわなくて良いかもしれぬ。しかし腰痛になりそうだな、というか、そもそももしも本当に背後に何かを感じて何かがいるとしたら、背中を反らした時点でその何かにぶつかってしまうだろう。

いや、しかしそれが幽霊の類いなら通り抜けてしまうので、ぶつからないか。いやいや、家の狭いお風呂でそんな事をしたら壁に頭をしたたかに打ち付けるだけだな、などと全力で妄想検証していたらお昼休憩が終わってしまった。

というか、ボーっと仕事をしていたら1日終わってしまった。

やはり梅雨らしく雨降り降りなので、季節に合わせてボンヤリ、( ゚ ρ ゚ )ボーてな感じ。

今日も早番の人のお昼休憩チャイムで休憩に入ろうとしてしまったしな。一人だけ弁当ぶら下げて事務所を後にする恥ずかしさったらないな。

来週はシャッキリしよう。


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