自治会長の恋

今日は8時だよ!全員集合、して草引きの日である。10分前に起きて頭がボーっとしたまま自治会の草引きへ。

今日はどうしてここ公園になんかしちゃった?と毎回感じずにはいられない北公園の草引きだ。

北側の森のすぐ手前なので、日が当たらずジケッとしていて薮も近くて、今時分には毛虫、夏にはムカデと蚊、秋にはブイをブイブイ言わ放題にさせている。

今日も公園なのに日本庭園ばりにフッカフッカになった苔むす地面と格闘しながら草を抜く。

カス的思考が得意な江戸っ子ちゃんなら、これ、アスファルトかコンクリにしちゃえば草抜かなくていんじゃないですかね?と言ってくれそうだ。

そうだよ、なんでこんなところに土むき出しの公園を作った。これは最早貴重な週末を自治民から奪う為に草栽培地をわざと作ったとしか思えない。

きっとその時の自治会長が隣の奥さんに惚れてちょっとでも触れ合いたいが為、自治会の草引き活動を増やそうと思いここを土むき出しの公園にしたのだ。

奥さん、この鎌はよく草が抜けますよ、とか言って手を触れちゃったりとかしちゃったんじゃないの?

ああ、自治会長の恋がまわりまわって惰眠を貪る私の惰眠を奪うことになるとは、あな、おそろしや。

そんな妄想をしながら草と格闘していると、30分たったのに誰も引き上げない。あれ?今日は1時間もするようだ。しかしさすがご年配の方が多いだけある、しばらくすると、あー、腰が痛い、膝が痛い、とアチコチから不調の声がする。

くくく、よかった。さすがに草引きごときでは腰も膝も痛くならないぞ、わし。まだまだイケるな!まあ、ここにいる皆々様とは20年以上歳がはなれておるから当たり前といえば当たり前だが。

家に帰り家事を片付け、買物に出かけようとするが、ソファーが私を離してくれない。

レースのカーテンが風でフワフワ揺れて青い空が見える。これは、これは、わたくしに寝ておくれ、と言っているようなものだ。

ということで、気持ちよくぐーかぐーかした1日でした。
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