日本昔話

朝出勤前にチラリとツバメを見る。昨日覗いた時に卵を5個ほど産んでいた。こうなってしまっては巣を壊す訳にはいかぬ。カラスや猫様からの襲撃に会わぬよう祈るばかりだ。

とりあえず、柱に猫が嫌がるかどうかは定かでないが、ホウキだの木の棒を立てかけておく。なんとか孵化して大きくなってくれるといいのだけれど。

仕事をボチボチした後は江戸っ子ちゃんとご飯を食べに行く約束へ。トトロ改めパスタくん(出身地にちなみ)もなんとか合流できるようだ。

1件目に入った飲み屋さんは体育会系の人々が隣で5月のハエモードになっている。最早糸電話でなければ向かいに座った江戸っ子ちゃんと会話も成り立たぬ状態。耐えきれずトンズラこく事にする。

店を出た後は体育会系恐ろしかね、やっぱり半分死んでるんじゃないかと思うようなメンズがいいよね、と意見が合う。

2件目のお店はとても静かで料理も美味しく大満足。待ち合わせていた、生きてるよね?と思わせる程、省エネなパスタくんと合流。

その後は茶を飲みに行き、私はハーモニカが大人になるまで息を吸っても音が出ると知らなかった、と言うとパスタくんも今まで知らなかったと言う。

はっはっは、私だけじゃない!と鼻高々だったが、江戸っ子ちゃんとパスタくんが次の瞬間衝撃的な事をのたまう。

大体ハーモニカどこでやるんですか。

いや、学校で習うでしょ?保育園とかさ。

いや、習わないですよ。

と、2人口をそろえておっしゃるのだ。

が、ががーん!!

こ、これはもしや、年代間の隔たりというのではなかろうか?いや、待てよ、一縷の望みを託して地域間の隔たりかもしれぬ。月曜日にでもわたくしと同じ県出身の若い女人にでも聞いてみよう。ハーモニカ習ったよね?と。

しかし、冷静に考えると2人が小学校で友達100人できるかな~♪と歌っていた頃私はもう社会人であったのだ。

ああ!なんたる事!若者の貴重な時間を奪って、脳内8歳児のオバサンが遊んで頂いていたのだ!

そう思うと2人は人間がとても良く出来ている。いっぱい遊んでくれたからな。

ありがたや〜。このご恩は一生忘れまい。いつか亀にのせて竜宮城へ連れて行き美男美女をはべらせブイブイ言わせた後に玉手箱で年取らせるという恩返しにしてはどうなの?的な恩返しでもしてあげよう。

しかし、鶴の恩返しでもそうだが、大概恩返しどころか主人公は最後に手酷いしっぺ返しを受けている。

大体鶴だってなんで嫁にしたいくらいの美女でやってくるかな。散々惚れさせといてちょいと鳥姿見られただけではい、さよなら、ってありえないだろう。

やはり鶴だ亀だの鳥類爬虫類的な浅はかな恩返しはいけない。私は哺乳類であるからしにして、いつか二人には哺乳類らしくもうちょっと知恵と思いやりのある恩返しを考えておこう。

かぐや姫(江戸っ子ちゃん)が月に帰るまであとわずか。さすがかぐや姫、月から使者までやってきて青い乗り物ごと引き上げてくれるらしいではないか。

しかし、こちらが天上界だったはずだが、あべこべだな。ま、よいか。月もおもしろそうなので、しつこく遊びに行こう。

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