天守焼失

朝、北隣の県のお城へ行こうと思って目覚める。寡黙省エネスマホロボの同居人、世間では夫と呼ばれる存在は、ワタクシハツカレテオリマス、イキタクナイデアリマス。と言うので、目的地を南隣の県のお城へ変更。

スマホロボにお留守番をさせて、猿どもを連れて出発。

行きはナビ様の言う通り高速オンリーで行くと、その高速代の馬鹿に高いのにビツクリ。
ちっ、帰りは下道で帰るしかあるまい。

お城は今までの中で一番大きい。石垣に印してある古代文字(古代ではないが)を子供達が喜々として探している。

確かにあちこちに印してある。エジプトのヒエログリフとはいかないが、このシンプルな大名スタンプはなかなか見ていて面白い。

これ、わいが持ってきた石やで〜と主張する古代人の囁きが聞こえそう。(古代人ではないが)

中は資料館的作りだが、見ていて面白いものが結構ある。それなのに子供達はもう飽き気味だ。仕方が無い。中身は猿と大差ないからな。お山でウキウキーしているのが一番楽しいのだろう。

このお城は先の大戦で天守を焼失してしまったらしく、炎に包まれる大天守の写真が資料として残っている。

わたくしは妄想強すぎ人間なので、時もたやすく超えてしまう。この見事な大天守が燃えていく様を想像するだけで悲しくて泣けてくる。当時の人々はどんな気持ちで燃えさかる天守を見ていたのだろう。涙うるうる。

あかん。こんなところで泣く人間はいるだろうか?くうう。こらえろ。こういう時はアクビで誤魔化すしかあるまい、資料つまんね!風を装いアクビする。

まあ、誰もそんなわたくしの小細工みておらぬがな。

お城を出て歩いていると戦国の世から蘇った、前田慶次豊臣秀吉とあとは~忘れた。がダンシングしておる。

娘は、かーちゃん、かーちゃん誰か好きな人いた?とモジモジとして聞いてくる。確かに秀吉以外はみなイケメンだったが、娘は赤い人がカッコイイ、という。そうか、前田慶次に惚れたか。

かーちゃんの好みはいなかったよ、と娘には答えておく。かーちゃんは知的なツンが好みなのだ。木陰で物理の難しそうな本を読み、じっと、ではなく、じっとり見ている私の視線を感じて、何見てんるんだよ、と睨まれたら胸がグッサリと同時にドッキリ♡

て、白昼から妄想にふけっていてはいけない。

帰りは国道をのらりくらりと北上しながら帰宅。

スマホロボにお好み焼きの材料を投入、スイッチオン。焼きあがると教えてくれる便利な機能つき。

えーと、次はどこのお城へ行こうかな。すっかりお城にはまってしまった。

考えるのもまた楽し、だな。



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