静かに戦う

今日は産休明けの美女が復帰を遂げる日であるので、遅刻気味だった昨日より気持ち10秒ほど早く会社に着く。

10秒あれば駐車場に車を止めてからでもタイムカードは充分読ませれる。たかが10秒、されど10秒。

江戸っ子ちゃんだけはわかってくれて、タイムを10秒縮めるのはスポーツの世界では大変ですからね、とお答えしてくれる。

美女には午前中には雑用をしてもらい、午後から引き継ぐ仕事の流れを把握してもらおうと、いろいろ話す。

その後、席に戻った美女にまたもや向かいの若君が何やら皆で話し合った時とは別の仕事をいずれやってもらうつもりでいる会話が聞こえてくる。

だーかーらー、私の仕事を引き受けてなおかつ、他の仕事を振ったら彼女は定時で帰れないでしょ!!と言う言葉をグッと飲み込む。

いやー、こんなに、できるんですかねえ?と呑気に仕事を振った張本人が、悪いなあー的態度言っている。いや、ホントに悪いと思ってたら、振らないでしょ、仕事。

つーか、無理だし。ていうか、君がそこまで振るつもりなの知っていたら、私は自分の仕事振る当初の計画に物申したのだが。

いかん、これはまた、言っておこう。

とにかく、まず本来決めた仕事を引き継いでもらって、それでも余裕があるようだったらにしてもらっていいかな?その日に絶対やらなければならないような仕事○○さんに振ったら絶対定時に終わらなくなってしまうから。

と、にこやかだか有無を言わせず告げておく。

しばらくはこんな感じで向かいの若君と静かなバトルを繰り広げそうだ。

百歩譲って私の残業がゼロにならなくてもいい。1才の子持ち、フルタイム、通勤1時間、というだけで、気が遠くなりそうな大変さだ。それに、話を聞くとお子ちゃまは保育園ではずっと泣いているらしい。

やべ、聞いただけで、かわゆくて、切なくて泣けてしまう。

向かいの若君未婚子無しといえど、容易に大変さが想像できると思うのだが、彼は自分の仕事を減らす事と、自分の責任になるような事態を避ける事に神経を尖らせているからのお…

はは。でも、向かいの若君との戦いに破れて結局私残業がなくならない、なんて事になりそうで、苦笑。

いや、戦いははじまったばかりだ。国も敗れていないし、山河はどっちみちある。

もすこし、粘ってみよう。

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