スーツ。萌え。

今日は地球を救うのをおサボり出来る時間帯に駐車場に到着。といっても、いつもより1分ほど早いだけだが。

車から降りると50メートル程先にスーツを着たお方が見える。な、なんと、出張に行く寸前に着替えると思っていた隣の若君が、もうスーツで出勤しているではないか。

朝早くから何というご馳走。遠慮なく頂きます。しかし事務所で隣の若君をガン見してニヤニヤする行為は社会的に抹殺される危険性をはらんでいる。ここは常識ある大人として隣を見る事さえ自分に禁ずる。

しかしあれだな。わたくしは一度もそういう視線を頂いた事はないが、お胸の豊かなウーマンはチラチラと殿方に見られる事もあるのではないか?その視線はやはり気持ちのいいものではないだろう。ある意味凶器であるな、そういう視線は。

そうするとだーね、わたくしがスーツ姿をチラチラ見るのも同じように凶器なのではないか?あわわわ…。今更ながら隣の若君に謝りたくなる。

すいません。見ないと決めていたのにたまにチラチラ見て、くくく…ふふふ…あはは…と脳内で笑いまくりながらお花畑を走り回り、森のクマさんと手をつないで踊り狂うほど萌えてました。反省。もう、見ません。セクハラしません。勝つまでは。

そんな反省したすぐ後に、若君が

僕も係長や課長のように1回帰って着替えればよかった。

と言う。ば、ばかもーん!!そんな事したらスーツ姿が拝めないではないか!!ふ、ふざけるな!昨日から夜もグッスリ眠れる程(あ、眠れるんだ)楽しみにしていたんだぞ!

という言葉を飲み込み、

いや、うん、それ(スーツ姿)で良かったと思うよ。うん。ところで、写真撮ってもいいかな?

こ、懲りないな〜、ホントにわたしくしも。

お昼からスーツ萌えする相手も去り、隣に人が居なくなった気の緩みから大音量の独り言をいいながら仕事をはかどらせる。

と、可愛い江戸っ子がこちらの事務所にやってきてくれた。日曜日に誕生日なのでケーキが食べたいとおっしゃる。

食べたい。わたしも。これはあれだな、夫にグイイ〜と子供を押し付けてかわい子ちゃんとケーキ食べに行こうかな。

すっかり頭がセクハラモードからケーキモードにシフトした頃に帰宅。

家では下の息子がクシで頭をときまくっている。話しながらときとき、テレビ見ながらときとき、歩きながらときとき、している。なんだ?こやつは一番あたいに似ているからな。また下らないことを妄想して実行しているのだぞ、きっと。

かーちゃん、ボク、髪の毛長い方がカッコイイと思う。だから伸ばそうと思って。はー、疲れる。かーちゃん、たまには変わりにといてよ。

え?クシで梳くと伸びるの?

うん。そうだよ。

そうか、勝手にしんしゃい。わたくしはあなたの妄想に付き合う程暇じゃない。自分の妄想を自分で相手するのに手一杯だからの。

そういうわけで、息子はもうかれこれ3時間程髪をといている。乙女か。乙女なのか。まあ、がんばりたまえ。それにしても見てくれを気にするようになるとはさては好きなオナゴでもできたか?

ねえねえ、誰か好きな子出来た?と聞くと何故か娘が答えてくれる。

あのね、ナアーキさんね男だけど、男のコーキさんが好きなんだって。

む?ちょいと詳しくお母様にお話ししてくれるかな?そのナアーキさんとコーキさんのお話を。(コラ)

しかし、今時は学校でさん付けで名前を呼ばせるのか。わたくしが子供のころはあだ名ばっかりだったがのお。

あだ名で呼ぶのはイジメにも繋がるという理由らしいが、あだ名をやめるとイジメがなくなるという研究をどこのドイツ人がしたんだろうか。

この世の中は全くなんの根拠もなしにいい加減に決められている事が多すぎる。高校の時の校則に髪を結うゴムは茶色はダメで黒は良いというルールがあった。黒よし、茶ダメ、の根拠が知りたいと私は常に思うておったが、誰も説明してくれなかった。

やはりならぬものはならぬのであろうか。

ならぬものはならぬ。

とても響きがよく使い勝手もよろしいお言葉だが、少々癪にさわる言葉でもある。やはり子供を不条理に黙らせるくらいにしか使用しないでおこう。

はあ。しかし、今日は良い日であった。脳内で100人に軍服着せるよりも現実1人にスーツを着て頂く方がかなり萌える。

とすると、現実100人に軍服着て頂いたら、わたくしはどうなってしまうのだろう。

いや、そもそも現実に100人が軍服着ている姿はコスプレ以外の状況だったらかなりヤバイ状況ではなかろうか。それこそ欲しがりません勝つまでは状況、ならぬものはならぬ思考停止状況。

だが、やはりコスプレであったら、あれだ、あれ。萌え死ぬってやつだな。

ね?そうだよね?頭をクシでときとき息子よ。君も立派な妄想暴走人間になりそうだ。

先が楽しみである。

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