今日はなかなかに暖かい日である。それが証拠に梱包作業にいそしんでいると汗が出てくる。うむ。よい、ダイエットである。この仕事の前任者はもうお辞めになられたが、ちょいとふくよかなお方で、ダイエットして痩せたいと毎日たい焼きくん状態で言っておられた。

だのに、なぜ、君はゆくのか〜って、懐かしいな、この曲。なんだったけな。忘れちゃった。

気を取直して、だのに、そのお方はこの梱包作業をじょしぃ〜のやる事じゃないしぃ〜、と大変嫌がりメンズに頼んでやってもらっていた。

この梱包作業を一生懸命やれば痩せれたであろうに。不思議だなあ。じょしぃ〜の考えはわたくし如きのはかりしれない繊細さを持って語られるべきものなのかもしれぬ。

作業は楽しいが、う、うむ。腰が少々、いや、背中下部がほんのちょっと痛いかなあ〜て感じ。あくまで背中が痛いのであって決して腰ではない。断じて違う。

梱包作業はボチボチにして、その場で書類作成のためいろいろ書き書きしていると、いろんな人がいろいろ話しかけてきて下さる。が、実はわたくしはあまりお話が上手ではない。

頭の中でこそ、落語家のように1人二役も三役も、ノリツッコミもやっているが、現実人に話しかけられると、大概変なコトをくちばしってしまうので、ボロを出さないように、極力ニヤニヤしてその場をやり過ごす。

恐れていた通り、なんか疲れた顔しているね、と話しかけられて、うん。足し算苦手だから。と訳のわからぬお答えをして、自分でアワアワする。

本当は、品物の総数を足し算していてちょっと分からなくて難しい顔しているだけで、疲れてはいないよ、と言おうとしたのだが。どんだけ短縮ダイアル。電話の短縮ダイアルは相手に通じるが、私の短縮ダイアルは一方通行。

それから、また、別の人が話しかけてきた…、あーあ、面倒くさ、と思ったらいつも隣にいる若君。隣の若君はごく少ない私の心を許せる友であるので、まあ、ぶっちゃけると私が変態妄想女である事を知られているので、ちょっと安心する。変な事を口走ってもモーマンタイな貴重な友だから、期待に応えて変な事を口走っておく。

とにかくだね、仕事は黙々したいものであるぜよ。

家に帰ってから、いつものようにガミガミブルドーザーに変身してあっちもガミこっちもガミ、とガミガミブルドーザーとしての仕事をまっとうする。

双子がかーちゃん、書道道具金曜日までに買ってね、とのたまう。やべ。忘れてた。母親としての仕事おサボり気味。

慌てて、ネットでポチポチする。しかし土曜日しか届かないらしい。金曜日には1日間に合わない。一日か。うん。1日くらいなら大丈夫。

そんな事をしている間にも下の息子がいつものようにアレがない、先生におこられる、明日は20分休みに罰で漢字ドリルやらされる、とお経のようにブツクサ言って失くしたものを探している。

こ、懲りないな〜。いつもきちっと片付けようね、といい聞かせても何かしら失くしてくるのだ。

まあ、学校から用意して下さい、と頼まれたモノの半分は忘れてしまう母が言える義理ではないが。

わたくしも息子も、おのれの脳内に入りこんでしまい、現実世界の事がおざなりになってしまうタイプであるのは明らかだ。

失くしものが多いのも、わたくしにはイケメンの、息子には可愛いファンかストーカーがいるのではなかったのなら、万に一つでもそうでなかったのなら、ただ単にだらしのない人間という事になる。

あちゃー。脳内でいつもだらしのない妄想をしているが、おそらく息子もそうなのであろうなあ。下の息子だけでなく上の息子もそうだな。

それが証拠に上の息子はさっきから目に見えぬ相手と必死に戦っておられる。汗なんかたらしちゃって。なかなか手強い相手のようだ。100円均一の剣が折れてセロハンテープで補強してある最強の武器でもなかなか勝てないらしい。

がんばれ、息子。そして、私ももう少し親として頑張りたまえ…

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