江戸

鶏も鳴かぬ時間に江戸へ出発。楽しみだな~博物館。子供達は新幹線の中でギャッギャッと猿のように騒いで母を鬼にさせっぱなし。

ふ、富士山だー!!と叫んでほんとだー!!ウキーウキーウキキキー!!ともう、ほとんど猿。

ところが猿は目的地に近くなったところで急に静かになる。おい。もう降りるという頃に眠くなってどうする。

結局キーキーいう猿をたたきおこして江戸へ到着。

さっさっと天の木に登りに行く。天の木は朝早いのもあってすんなり上る。

見ろ。人がゴミのようだ。と心でムスカプレイ。しかし、なんだね。一番高い展望回廊に入って10分もしないのに、かーちゃん、もう帰ろう。ねえ、もう下行こうと、猿共のうるさい事。

ある意味感心する。わあ、高い、すごい、じゃ帰ろっ!!という余韻のなさに。

だが、君達の母はそんな事ではめげない、守銭奴。新幹線代分きっちり行くところは行かなければ。

そしてかつて人類がまだ猿人だったくらいのはるかはるか昔に猿人だった母が修学旅行で訪れた場所へ訪れる。ズラっと並んだお土産売り場に子供達は目がキラキラ。あれ?天の木より喜んでおられる?え?こんな感じのお土産屋さん結構どこでもあるけど…?天の木より魅力的なのか?まあ、考えると泣けてくるので思考停止。

そしてしこたまキラキラ光る光り物に目を奪われ自分土産に買いこんでいる。とにかく光り物。隣の店でも向かいの店でも、君達はカラスなのか?というくらい剣とか龍とかのやたらギラギラしたキーホルダーをここで会ったが百年目というほど目を輝かせて吟味している。まあ、猿ではなく3羽ガラスだったと思い、気を取り直して最高に楽しみの博物館へ行く。

行くと改装の為、大分見れないところがあるらしい。残念。入ってすぐに博物館としてのレベルの高さに感心する。これは家の近くにあったら迷わず年間パスポートなど買って眠れない夜にこっそり忍び込みじっくり観察したいものだが、そもそも忍び込むなら年間パスポートはいらないな、と妄想訂正。そして重大な事に眠れない夜がない事にもう一度妄想訂正。

そしてもっともっと重大な事にこの一番大事な局面に子供達が疲れはて、飽き果てているのだ。かーちゃん、もう帰ろっか?もう、いいよ、楽しかった、もう、帰ろっか?と5月のハエモード。頼む。まだ一つの館内も終わってないのに止めてくれ。

とにかく子供をなだめすかしてもう一つの館内に連れ込むが、展示物はすべて見させていただく事叶わず。今度は一人で来た時ゆっくり見るわ(涙)

結局子供達が一番楽しそうにしているのは駅から駅の移動の時に外を走り回る時、公園のハトを追いかけている時、全国津々浦々どこにでもあるようなお土産でギラギラキーホルダーを選んでいる時、という結果が出た。

見事に江戸でなくても出来る事である。まあ、いっか。深く考えてはダメダメ、ノーノー。

そして早く帰りたいばかりの子供達が早々に新幹線乗り場に行きたがるので、1時間も早く乗り場に入ったはいいが、当の新幹線が小一時間程遅れている。

なんと、この椅子取りゲームの様相を呈した待合室で2時間も待てってか?ゲッソリ。

いや、でも楽しかった。うん。今度は一人でゆっくり行きたいな…

広告を非表示にする