子供VS大人の皮を被った子供以上の子供

今日は上の息子とバトルを繰り広げてしまった。数年に一度くらいはやってしまう。バトル名、「この家から出ていきなさい、いやだね、出ていき、いやだね、でてけー!いやだねー!!」バトル。

事の発端は上の息子が生まれた時から反抗的なのに、何ということか、反抗期に差し掛かって箸が転がっても反抗的な態度をとるようになっていた今日この頃。の、今日。下の息子の頭を乱暴に押さえつけたところを見て、頭や首は大事だからそんな事したらいけない、と注意したところ、ふーん、そんなのかーちゃんが勝手に決めたことでしょ、と反抗的。

この時点ですでにカチン。

いや、人を怪我させる事になるのだから、よく考えないかん。体もデカくて力も人よりあるのだから。

あっ、そっ。そんなの初めて知ったわ。とまたもや反抗。

とどまるどころか反抗的バイクに乗って息子がブルンブルンエンジンをふかし始めている。

そうか、そっちがその気ならこっちも親として子供に負けてられるかバイクに乗ってエンジンふかしてやろうじゃないか。

ということで、最終的に玄関から息子を外に追い出そうと腕を引っ張って連れて行こうとするが、息子も渾身の力を込めてドアにつかまっている。おまけにただならぬ雰囲気を感じた下の息子が泣き叫んで、かーちゃん!!許してあげて!!にーちゃんを許してあげて!!と金色夜叉のように私の足にしがみつく。

上の息子も流石に私の目の据わった怒り方にヤバイと感じたのか、とうとう、かーちゃん!ごめんなさい!!と叫ぶ。

私は高笑いしながら、言う。いやいやいや、今更ごめんなさいはないでしょ。あれだけかーちゃんの言う事が気に食わなかったのだから、出ていけばいいのだよ?、この家を。さあ、好き放題すればいいから出ていきな?

結局身長160センチ近い息子を引っ張っる力も尽きて、ぜーぜー言いながら、いい?親に反抗するのは構わない。でも、その覚悟がないのに反抗したらいかん。と、偉そうに説教。

なんだか、自分が思春期の頃よく父母とバトルを繰り広げたことを、思い出す。

ああ。息子は今その思春期にまだ入ってはいないが、前には立っている。今の状態でさえバイクに乗って張り合うのも息も絶えだえ。体がもたない。

それにバトルを繰り広げたあとは激しく後悔するのだ。もっちょっと冷静に話すべきだったよなあーと。子供の喧嘩の時に話し合って解決しなさい、と言ってる親が力任せに外に追い出しにかかるのだから、どうなってんだ、こりゃ。

世界から戦争が無くならない訳だよ。この家庭という小さなコミュニティでさえ話し合いで解決出来無いのだもの。

しかし、体中が痛い。久しぶりに綱引きをしたのと全く同じ体勢をとっていたからだろう。

私が上の息子を引っ張って、上の息子は私を引っ張って、下の息子も上の息子側に回って上の息子を引っ張って、それをコタツでのんびり見ている娘がさしずめ審判か?

そろそろ抜けておくれよ大きなカブラ。うんとこっしょ、どっこいしょ。

何やってんだ、ホント。

旦那にバトルの話をすると一言。子供の喧嘩だね。

違う!!子供と大人の皮を被った子供以上の子供の喧嘩や!!

ほんと、あかん、あかんよ、ほんと。おおいに後悔。シクシク泣きべそ。もっと優しい母親になるべ…。