プールに行く日

起床と同時に冬でも欠かさず大事にしているマイスイートハート、その名もタオルケットに顔をうずめて匂いをクンクン嗅ぐ。あー、いい匂い。

それから起きてきた子供達の頭の匂いもクンクン嗅ぐ。あー、いい匂い。この子達が生まれた時から毎日欠かさず匂いをかいでいるので、匂い変遷年表も作れそうだ。それに男の子と女の子とでは匂いが全然違う。

男の子は脂っぽい匂い、女の子はほんとんど匂いがなくて、環境因子(主にシャンプー)の匂いだ。

いけない。匂いの話になるとあと5日分の日記が書けそうだ。やめておこう。

仕事は恐ろしい程溜まっているが、開き直って明日やろうと決める。というのも子供の水泳に行く日なのだ。先週は風邪っぽくてお休みしたのであるからにして、守銭奴のわたくしは今日は絶対連れて行かなければもったいなか!と躍起になっている。

しかし、スポーツクラブの習い事はいいね。親は送って行くだけでよろしいのだから。空手の時は親が色々やらなくてはいけなくて人見知りの私には大変苦痛であった。

大体にして人付き合いが苦手である。話しかけられてもニヤニヤ笑って訳のわからぬ事を口走るのが精一杯である。だからしてそんな私と付き合ってくれるのは、訳のわからぬ事を言っても広い心で聞いて相手してくれる人か、はいはい、と聞き流してくれるお人達だけである。

プールに連れて行く時に大分日が長くなった事に気がつく。ああ、春はもうすぐね。春になったら事務所に人が増えて私も残業しなくても良くなるし、何より暖かい事はいい事だ。あたたかくて、困るのは苦手な人の座った椅子に座らざるを得なくて、その椅子がなま温かった時ぐらいだ。き、きもちわる…て感じ?

久しぶりに子供の泳いでいる姿を見ていると、以外に楽しんでいるように見受けられる。そうでなければ大枚はたいて習わせている意味がない。

しかしここである疑問が頭をもたげる。なんでスポーツ習わせているのだろう?健全な心は健全な体に宿る?みたいな?

んな訳なかろうよ。大体健全な心の定義とはそもそも何だよ。

いけない。急に子供にスポーツを習わせている大枚が惜しくなってきた。また空手のように辞めさせるところまでいなかいように、ここらで思考停止するのがよかろう。

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