カバンにもピーへの愛を。

すっかり日が高くなった頃目覚めると、タンクの不具合が大変良くなっている。やはり夜更かししながらうたた寝したのが良かったのだろう。天気も良さそうだし、自分の体調も良い。こういう日は何故か引きこもってしまう事になる。

案の定部屋の掃除トイレの掃除などなどやっていると、起床時間が時間なのでもうお昼になっている。子供達がお昼ごはんは?と聞く。お昼ご飯はさっきの朝御飯と兼用だよと、いつものように応える。

お腹空いたとのたまうので、動かざる者食うべからずと、いつも動かず食っている自分の事を棚どころか国際宇宙ステーションぐらい遥か彼方に上げて言いきる。あんまりしつこいので、仕方なくテキトーに食べさせる。

しばらくすると双子が柿ピー食べたいと言う。いいけどかーちゃんのピーナツは食べないでね、というと双子は良い子で柿だけ食べてピーだけいつものように残してくれる。

曲者は上の子だ。私と一緒で柿よりピーが好きなのだ。油断すると私のピーを横取りする。私は上の子に気付かれないようにさっさっとピーを食べる。卑しい事この上ない上に、子供に食べさせてあげようと言う親心は、豆類に関しては一切ない。

しめしめ、奴は今のところゲームに夢中だ。

ピーを食べながらテレビを観ていると眠くなってくる。ダメだ。今日はカバンを買いに行かなければならない。母も妹も私のカバンをずだ袋だと言って恥ずかしいとまで言うのだ。

私にはこの恥ずかしいという感覚がかなり人とズレている事がある。食料品を買うのにエコバックを持ち歩くのは恥ずかしくないらしいが、私が、マイエコ段ボール(店の段ボールにマジックで絵または名前を書いた素敵な段ボール)を持って買い物に行っている事を知った姉や妹はそれは恥ずかしいというのだ。

わからぬ。わからぬが、姉妹にはあまり歯向かわないようにしているのでそれからは段ボールは持ち歩かないようにしている。

とにかく今日は持っていると恥ずかしいカバンを持って、持っても恥ずかしくないカバンの買い物に行かなければならない。子供達は私がかなりの優柔不断の悩み性なのを知っているので買い物には行きたくないと、ブーブー言う。私はピーを食べながら、さあ出掛けるよ出掛けるよと、呪文のように唱えていたら呪文が効いて何故か眠くなり昼寝。

結局夕方ご飯を食べてお風呂に入って、後は仕事から帰ってきた夫に託してカバンを買いにひとっ走り。何でもいいや、とテキトーにものすごく悩みウロつき精根使い果たし、ようやく持っても恥ずかしくないカバン(多分…)をゲット。

やれやれ。着るものも持つものもあまりこだわりが無さすぎるのも困ったものだ。少しは柿ピーのピーに対する執着ぐらいのこだわりを服やカバンその他モロモロに持たなければいけないのかも知れない。

さあ、明日は新しいカバンで出勤だ。大きさを念頭に置いていなかったので、ちいさっ!てなくらい小さくて物でパンパンに膨れてしまったが、まあいいとしよう…