兄ちゃんちお化け屋敷

次男坊が2階の長男の部屋の前で、や~い、兄ちゃんちおっばけや~しき!!と連呼している。散々連呼し終わった後急に素の声になり、あかん、兄ちゃんちがお化け屋敷なら僕んちもお化け屋敷だ。と呟いている。そして人知れず呟いた後に階段を下りて階下へ下って行った。

 

男の子は訳の分からぬ事をしがちだが、彼は本当によく分からない。大体一連の上記の行動は部屋に兄ちゃんがいないのにやっているし、何なら私が聞いていた事も気がついていないだろう。1人で何やってるの…?というのが率直な感想。しかし兄ちゃんちがお化け屋敷なら自分ちもお化け屋敷な事に気が付いたのは褒めてあげよう。一緒に住んでるからなっっ。

 

5月の晴天が続いている。青い空は好きだが日光に弱いので日焼け止め日傘など手放せない。いつからだろう、サツキやメイみたいに外で無邪気にクスノキ~って叫びながら遊ぶ事がなくなり、日焼け止めや日傘に自由を奪われるようになったのは。

 

お母様が夏に日傘をさしているのを見て、大人は不自由だなっと思ったけど、いつの間にか私もその不自由を受け入れてしまっている。

 

しかし自由になった事もある。今はむしろ自由過ぎかもしれない。日も登りきったこの時間にブログを布団に潜りながら書いてる時点で主婦としてあるまじき自由さだ。

 

そろそろ起きてお化け屋敷と次男坊に言われる程汚いこの家の掃除をはじめよう。

奈良の高僧の生まれ変わり

欲にまみれた人間は醜いと思う。しかし欲が無さすぎると人生に面白味がないではないか。生そのものがそもそも欲なんだから。生きる事は欲そのもの。

 

それで今日入念に梱包した海向こうへ送る梱包箱に入れてはいけないものを入れてしまい、入念に梱包したものを入念に開梱する事になった残業時間、1秒でも早く帰りたいので、ヒマそうな(あくまで私基準)カイコくんに頼んで一緒に開梱、その後の再梱包を手伝ってもらうことにした。

 

作業中カイコくんが惚れている女の子にとって僕はどうでもいい存在だってこの前気が付きました。という。何故に?と聞くと全然気のない人からこの前LINEが来て返すのめんどくさかったんですよ、本当に。そう考えると〇ちゃんもLINEこっちが入れたら入れてくるだけで、その時に自分に置き換えて考えたら急に色々分かったんですよ。と言う。

 

うむり。実は私も話を聞く分にあんまり可能性なさそうだなあ、とは思っていたが黙っていた。悟った訳か、カイコくん。

 

まあ、でもいいじゃない。これでこっちで合コンとか街コンとかして彼女作れるよ。と言うも、自分から無理矢理行動して作るのは嫌ですね。自然に紹介されるかならいいですけど、と言う。

 

あのね、ラピュタじゃないから女の子空から降ってこないからね。積極的に行かないとすぐに年齢を重ねて本当に結婚したい時には手遅れだよ。今から頑張りな!と言うも、それならそれでいいですよ。と言う。寂しくないの?と聞くと、それは寂しいです。でも自分の生活に無理してまで欲しいか、というとそうでもない。僕あんまり欲ないんですよね、10億当たっても仕事辞めませんし、欲しいものも全然ありません。

 

カイコくんは奈良出身だ。もしかしてこのお人は奈良の深山で修行を積んだ徳の高い高僧の生まれ変わりではなかろうか。

 

10億もらっても仕事するって、欲しいものないって…ちょっと何言ってるか分からない…欲にまみれた私には分からない。

 

とりあえず、梱包手伝ってもらった事もあるし拝んでおこう。ありがたや~。しかし10億もらっても働く真面目男。物件としては優良だから婚活したらすぐに売れるでしょう。高僧が地に堕ちて婚活に明け暮れる日が来たら良いと思う。早く地に堕ちんかな~。

米と麦

4月の終わりに知人から何かわからない鳥のヒナを2羽拾ったから育てて欲しいという事で育てる事にした。生まれたてホヤホヤ。砂肝みたいな気持ち悪いヒナがやってきた。

 

それで育てたら雀似の文鳥になった。誰にどう言われてもこれは文鳥だ。雀ではない。例えよく似ていても雀ではない。という事で飼う事にしたのだが、鳥でも性格あるんだよね。

 

米と麦という名前にしたが、米は静かで滅多に鳴かない。そして怖がりで大人しい。対して麦はうるさい。寝させようと鳥かごに毛布をかけてもしばらくは文字とおりピーチクパーチク鳴いているし、ちっともじっとしていなくて鳥かごの中で忙しなく動いている。

 

これ、女の子だったら絶対、米モテるよな。大概麦のようなうるさい女子はモテないのだ。うるさい女子代表の私が経験を持って断言する。

 

とにかく米も麦もまだ飛ぶのが下手で部屋で放鳥するとあっちでバタバタこっちでバタバタと落ち着きがない。ピエ蔵とはまたちょっと違った2羽。それにしてもピエ蔵がいなくなって数ヶ月。また雀(似の文鳥)を飼う事になろうとは。でも可愛らしい。

 

ピエ蔵が連れてきてくれたと思いますかな。  

 

 

論破できぬ人

優秀くんと話していて、あいつら仕事遅いよね、と数人の名前をあげて言う。私は説教をこく。あのね、人はそれぞれ時間の流れが違うから、優秀くんみたいに全ての人が早く仕事できる訳ないんだよ。と言うも、だって常に頭の中で天秤で計って優先順位つけて淡々とやって行けばいいじゃん?それをあっちもこっちもそっちもと出来もしないのに同時に手をつけて、結局全て20点くらいの仕事しか出来ないじゃん。

 

ぐうの音もでない。しかし反論する。いーじゃん、合わせて100点とれれば!と言うと、ダメでしょ、500点満点の100点じゃ。

 

ぐうの音もでない。しかし反論する。あのね、優秀くんアインシュタイン相対性理論理解できないでしょ?それと同じで優秀くんが理解できても理解できない人もいるという事だよ。

 

でも、俺相対性理論必要としていないもん。必要な事が理解できないのは問題だよね。

 

ぐうの音がでない。しかし反論する。優秀くん、次までに君を論破する材料を揃えておくから待ってて、というと、うん。いいよ。俺ぐらいすぐ論破できるでしょ。俺、そうだよな、って思った事はすぐに受け入れる。と言う、どこまでも柔軟な男。そう、つまり優秀な人は柔軟なのだ。ダウニーも真っ青な柔軟さ。

 

ところで優秀くんの話を聞いていて、実は私も同じ手法で仕事をしている。違うとしたら私は天秤にかけて重要な事を先に2、3コやったら優先度が低い仕事をきれいさっぱり忘れてしまって後で青ざめる事が多いと言う事だ。だから優秀くんと同じ手法を使ってはいても優秀になれない原因がそこにしっかりあると言う事。

 

いや、でもね、私も仕事はスピードとこなす量が命と思っていたけどね、私の10分の1以下の仕事しかしていなくても正社員になれた人とか見てるとね、バカらしくなって日本酒チミチミ飲みながら月見酒っぽく仕事するのもありかな…と。会社が求める優秀な人材って事は優秀な社畜でしょーよ、優秀くん。

 

たまには会社にあっかんべーしたくなる事ないんだろうか。私はある。けど、結局後で大変になるのは自分なので、せっせっと社畜してまんがな…

 

 

見苦しい

小6の次男坊が、僕の隣の席にリア充のレイナさんとアツシさんがいていつも2人でイチャイチャしている。この前授業中にイチャイチャしていて担任の先生に、いい加減にそこは切り替えなさい、って叱られていた。それから掃除の時間もイチャイチャしていて別の先生に6年生が掃除をサボっていけない、と叱られていて、それで僕はニヤニヤ笑えてしまった、という。

 

ふむ。つまり、ざまーみろ、と思ったんでしょ。と聞くとニヤリと笑って、うん。だって本当に見苦しいだもん。という。思わず吹き出してしまった。あーいうのを見て見苦しいと思う感情は6年生ですでにあるのだな。

 

ところで、かーちゃんは興味があるのだけど、6年生のイチャイチャってどんなん?と聞くと、やだ〜、やめてよ〜って叩きあったりして笑ってる、という。なるほろ。それは誰もが1度は目にした事のあるイチャコラシーンだな。そういう私も覚えがある。中3の時かなり仲良くしていた男の子とマジ似たような事を毎日していた。恥ずかしい。きっとうちの息子のような輩に見苦しいと思われれていたのだろう。

 

しかし、それで少し甘酸っぱい記憶が蘇ったぞ。それで仲良く友達をしていたけど卒業が近くなってきた。その子とは高校が分かれる事になっていた。ある日ふざけてばかりのその子が真剣な顔で、まー、高校行っても一緒に…と言いかけてそのまま黙って、何でもない、と言ったので、私も何か、しんみりして、うん。とだけ言ったのだ。

 

その時本当は何と言おうとしたのかわからないけど。好きというにはちょっと違う、でも離れたくないような、よくわからない感じをお互い持っていたんだろーな。

 

とーいうか、あの時LINEとかなくて良かったわ〜。こーいう甘酸っぱい気持ちが出来るのも何もかも軽く言葉がとんで、相手の気持ちが探れるツールがあったら余韻が残らないがな。本当は高校行ってもナスビは上手い、と言おうとしたのかもしれない。(どんなや…)

知らずにいるからちょっと甘酸っぱい記憶でいられると言う事だ。

 

次男坊、君もざまあみそらしど!と笛を吹かれるくらいはざまあにイチャイチャする時が来るかもよ。その時はかーちゃんがニヤニヤしながら見ていてあげるよ。

映画にもなった陰陽師にハマった事があり夢枕獏さんや京極夏彦さんとかにハマったことがある。それで小説を読んでいたら、晴明が友人の博雅に、名も呪である、というようなセリフがあった気がする。

 

それから私はそれに妙に全てが納得できてこの世の全ては呪でできているな、と思ったのだ。人の個性などほとんどかかっている呪の種類や程度やそういう事でしょ、と思ったのだ。

 

呪というのは何も悪い意味でもなく、社会ルールなど大人数に車校で同じ呪をかけて、事故などから大勢を守る為のものなのだ。大概の人はだから赤信号を見るとかけられた呪により一斉に止まる。中には私のように呪にかかりにくく、解けやすい輩もいて不届きに赤でも渡ろうとする人もいるだろうが。(コラ)

 

この世にはあらゆるルールという名の呪がある。とても大切な事だが中には呪ではなくもうそれは呪いじゃね?というような理由の分からないルールがあったりする。校則なり会社の規定なり法律なり。あと特定の誰かの悪口を人にペラペラ話す人は相手に呪をかけようとしているんだよね。そう思うようになってからは私は人から間接的に聞いた人の情報は一切信じないようにしている。

 

私は私という呪からはどうやっても逃げられないので、必要最低限の呪だけにかかるように取捨選択して行きたい…だから赤信号を無視してはいけないし車道を歩いてはいけないし、スピードは出しすぎてもいけない…が、いい占いは信じ、悪い占いは信じないよ。そもそも占い師やテレビやSNSや人の悪口を言う人のなどに呪をかけてもらうほど私達は自由ではないよな、色々。自分が辛くなる外部からの呪は捨てちゃっていいと思うんだよなー。

 

中には呪にがんじがらめになってないと不安な人もいるだろうが。いや、かかっている呪が少なすぎるのも問題なのだが。

 

それにしても今私はとっても眠い。こんな良い天気の日は出かけなきゃもったいない、という呪を選択せずにこのまま眠さに身を任せて眠ってしまうか。もったいないって出かけたら睡眠が削られてもったいないではないか。天気がいい時=お出かけ日和って誰が決めたんだ。それも1種の呪だろう。私はそんな呪にはかからない。(いつもかかりまくっているが)。だから今日は寝ます。青い空を見て寝ます。

 

陽気な音楽カモン

残業中珍しくカッチョ様がホンワカ係長とカイコくんに激おこプンプン丸だ。静か過ぎるフロアで気まずい雰囲気の中パソコンカタカタしている。こういう時陽気な音楽でも流れてくれたらお怒りも静まるし、(逆に火に油かも知れぬが)、緊張してパソコンを真っ直ぐ不自然に眺めながらお仕事しなくてもよいものを。カモン!今すぐ陽気な音楽鳴ってくれ!そうでないとマジ緊張して生ツバ飲み込む音さえ聞こえそう。

 

それでまあ、カッチョ様のお怒りももっともだしカッカリチョとカイコくんの言い分ももっともなのだが、これからどうする?!と聞かれてカッカリチョをフォローするように対策を淀みなくスラスラ話すカイコくんには感心した。この子は成長の余地がたっぷりあるな。頭の回転も機転も早い。我が課のホープであるな、と契約社員の分際で偉そうに分析する私。

 

それで会社の事を妹と話していたら妹の会社には通称焼け野原と呼ばれる課長がいて、部下を4人鬱病にさせて、課を何も無くなった焼け野原状態にするのでそのあだ名が付いたというパワハラ上司がいると言うのだ。

 

上からも厳重に注意を受けているのにまだのさばっているとは。誰か訴えればいいのにね、と話すと、鬱病になってるからそもそも訴える気力も無くなるんでしょ、という話だ。それに比べなくてもうちのカッチョ様はかなりの合理主義ではあるが課員の話には耳を傾けてくれる。今回の激おこもまあ、激おこしても仕方ない内容だ。

 

子は親を選べぬというが課員も課長を選べない。焼け野原のような課長じゃなくてよかった。まあ、私、焼け野原課長のような課長だったらボイスレコーダー持って出社してパワハラで訴えるけどな。

 

ところで明日は部の飲み会だ。いつもは出席しない人達も出席するので人数も多いし部の上の人達もたんまりいる。熾烈な席取り合戦が始まりそうだ。お偉方から離れて座るポジショニングを取らなければ心は阿鼻叫喚の地獄なのに顔は菩薩の笑顔でお偉方を相手しなけばいけないという生き地獄。

 

そういう事で明日は早く出発するぜよ、とタヌキちゃんと小顔ちゃんとカイコくんに言っておく。そんなに嫌なら出席しなけりゃいいのに今回はタヌキちゃんの教育係の私がタヌキちゃんが出席するので足になってあげなければならない。そしてなんやかんやタヌキちゃんも教育係の私とカイコくんがいないと不安そうだ。

 

しかしもつ鍋とは。タヌキちゃんただでさえ日本の食事が合わぬのに食べられるのか。もっと食べられる所にせいや!という言葉を飲み込み幹事のバナナくんにはご苦労さまーと言っておく。我も本音と建前を重んじる日本人でありますなー。