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優秀も疲れる

朝息子に、かーちゃ〜んもう時間ヤバイよ〜起きて〜といつものように起こされて階下へ下りる。

 

子供達は母に似ずにとても早起きだ。教育した訳でもないが、鬼(母)が寝ているうちに好き放題やりたいのであろう。しかし早起きだがいつも登校の班には班長である兄を含めて大体毎日堂々と遅れていく。班が班長を置いて先に出発してくれるからいいようなものだが、決められた時間にルーズなのはかーちゃんに似たね。

 

リビングに入ると子供が起きたと同時にピエ蔵さんを放鳥して、自由に飛び回らせているのだが、今日は何故か私にまとわりついてくる。私の行く方行く方ついてまわる。

 

ははは。愛しいピエ像さんにこんなにまとわりつかれると嬉しすぎるではないか。そうか、そうか、家族の中で1番私が好きか、と思っていたらエサ箱が空になっている。

 

エサを入れてあげると一目散にエサ箱に突撃隣の晩御飯ではないけど突撃して朝ご飯をカッカッカッと食べ始めている。

 

なんだ。お腹空いてただけか。私の事欲しい時にエサを出してくれる自動エサ出し機くらいにしか思ってないんじゃね?わたしは貴方の都合のいい女じゃないのよ!!とピエ蔵さんにシャウトするも、この子メスなのかオスなのか。わからずじまい。

 

会社で仕事をしていると隣の隣の課の優秀くんからお願いしますメールが私とパスタくんに送られてくる。犬のように仕事お申し付け下さい、わんわん、とメールを返しておいたら、すごく弱気なメールが返ってきた。

 

へー。優秀くんすごく余裕のあるように見えるから気がつかれないが、精神的にいっぱいいっぱいなんだなあ。

 

いつでも愚痴をいいたまえ、と返しておいた。私でもそうだが抱え込んでしまって泣きたくなった時に頑張ってるね、と見ててくれる人がいてそう言ってくれると本当に救われる。イクメンさんや旅好きくんが同じフロアにいた時はそう言ってもらえたから、また頑張ろ、と思えたもんね。

 

だから同じように弱気になってる人がいたら頑張ってる、いつでも話し聞く、この2つを言ってあげるだけで救われると思うのだ。

 

で、気が付いたが、大変だ大変だ、と口に出してアピール力すごい人に結構みんな素直にホント大変だね〜頑張ってるね〜と言うが私はひねくれてるから本当にそうかあ〜?と疑ってしまう。

 

本当にいっぱい頑張ってる人はアピールの必要ないから静かだと思うのだ。優秀くんのように。といか忙しさをアピールする必要性がないと思うのに、ヤケにアピールするあの人達は一体なんなんだろう。そしてそれに素直に騙されてる人ってどうなんだろう。

 

結構気を使って見てみれば誰が本当に頑張り屋さんで抱え込んじゃってるか、すぐにわかるというものなのに。

 

優秀くんには、君は余裕あるように見えるから損してるよね、とメールすると、損はしてないけど得はしてないな(笑)!という返事がきた。

 

私はそういう物事に慎ましい人が、アピールが下手な人が、得にもならないような事しちゃう人の方が、好ましく思えるのだ。

 

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水族館

子供の歯医者に行く。効果があるのかないのかフッ素を歯に塗ってもらうのを小さな時からしてもらっている。一応虫歯は3人ともない。

 

お伊勢さんに旅行している友から神宮の画像が送られてくる。人多い!と思ったら1月だから初詣的に混んでいるのかもしれない。

 

伊勢神宮は修学旅行に行った時が初で、それから2度くらいは行っただろうか。何度行っても新鮮だが。今年は久しぶりに行ってみるかな。すぐに友に影響されるわたくし。

 

娘がアシカショーが見たい、というので近くの水族館へ。ここの水族館は好きだ。最近はデカイ水族館へ行っても隅々まで見ようとすると疲れてしまう。だから、規模が小さくても工夫がされている水族館の方が楽しめると気が付いた。

 

ジーくんもそう言っていた。彼女と色々行っているみたいだが、感じる事がそうだよね!と頷けるような事を言ってくれる。

 

彼女と温泉に行きたい、泊まりで。と言っているのでそのセリフだけで聞いてて何か気恥しくてこちらが赤くなってしまう。いいね、いいね、恋愛真っ最中。…と思いきや何か冷めてるなあ…と感じる事もあるのでこの世代特有のものかもしれない。

 

明らかにウチらの世代のダンスィ〜の方が恋愛においてガッツいていた感じがある。

 

水族館へ行くとモリアオガエルの水槽でスヤスヤと幸せそうに寝ているカエルを見つける。ニッコリ笑ってスヤスヤしてる。か、かわゆい♡早速姉妹や友達に画像を送りまくる。

 

しかし当たり障りのない返事をしてくれたのは江戸っ子ちゃんだけで、幼なじみ、姉妹は、キモイ、とのご返答。

 

そりゃあ、私だってカエルは飛び道具だ!と断言して怖がる父上の娘であるからにして、カエルに触れる事などできない。

 

しかし見ているだけなら、カエルくらい福福しくって、温かみのある顔はないだろうよ。わかってないなあ〜。

 

アシカショーは寒さにめっぽう弱いわたくしには苦行のように寒いところ。双子に、かーちゃん中で待ってていいかな?ほら、マフラー2人に貸してあげるから、とマフラーを2人にぐるぐる巻きにして室内へ戻ろうとするも、娘に強くとめられる。

 

したがってマフラーを奪われた挙句ガタガタ震えながらアシカショーを見る。あ〜マリンちゃん、君は寒くないのかね?一糸纏わぬその姿で水に濡れてビショビショで、大勢の前で足あげたりボールクルクルしたりして、見ているだけで身も心も寒くなる。マリンちゃんにセーター着せたい…

 

苦行がオワリ、ホクホクとどじょうやイモリを見ていると、双子に、かーちゃん、水槽にピッタリくっついて子供みたいだからやめて。と言われる。

 

いいでしょ。ジックリ見たいんだから、というと、皆の迷惑だよ。恥ずかしいよ。と言われる。ぬぬぬ。確かに。こんな大きな女が水槽にそれこそイモリのようにへばりついていたら、邪魔以外の何者でもない。

 

しかしねえ、だからここの水族館好きなんだって。誰も見向きもしないような生き物の水槽だから割と客人もスルーしてくじゃん?

だからさ、だからなの。という言い訳をしたかったが、子供の教育の為にス〜と立ち去っておいた。

 

いや、しかし、やっぱりここの水族館は癒される。年会会員に今度は私だけなっておこうか?迷っている間もなく子供達に車に連れ去られる。早くポテトが食べたいんだとよ。

 

日頃のストレスや人間関係のウサを忘れるには水族館に限る。魚になって何もかも忘れたいなあ。ってほどイヤな事もないか。

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まだあげそめし前髪の

テレビを見ていたらオタクの女の子達がオタクであるが為にスクールカーストの最下位にいた事が本当にイヤだったような事を言っている。

 

わたくしの年下の友人もスクールカーストなるものがあったと言うが、私達が学生の頃はそんなの無かったような気がする。

 

それともあったけど気が付かなかっただけなのかもしれない。あったとしたら間違いなく私は下位に位置付けられていたと思うがどうだったのだろう。

 

しかし大変だな。そうして考えるとわたくしも会社でカーストの下位にいるとはっきりとわかる。どんだけ頑張ってもパートはパートだ。だから頑張っても仕方ない、と割り切れれば言いが。よし、月曜から割り切ろう。何せ転職活動がうまく行っていないから、このまま一生パートなのかと絶望感いっぱい。めいいっぱい。

 

工場で梱包作業しているとヒキさんが話かけてくる。そこで絶叫系のマシンに乗れるか乗れないかの話しになる。

 

私は決して好きではないが、乗れないかどうか試したくて絶対乗ってしまう、と伝える。ヒキさんは俺は大好きだから、○○さん一緒に行こうよ、という。

 

そうですね。と軽く応えておく。しかしどうだろう。ご飯を食べに行くとか観光するとかなら男友達とも行けるだろうが、ディ○ニーとかユ○バとか遊園地なるものは恋人同士か家族連れか…そうでない既婚者の男女の友達が行っても気まずくはないだろうか。その気まずさを感じて笑いがこみあげる。

 

今回の梱包作業は荷物がそこそこ重量があるのでしっかりパレットに固定しておきたい。ラップでグルグル巻いて(この作業の正式な表現の仕方を知らない)バンドで固く5方向から念入りに固定する。

 

しかし腐っても腐りきっても女人のわたくしには力が足りない。親の敵のように力を入れてバンドを締める。ヒキさんに工場で使っているバンド締め機を見せてもらう。

 

そろそろマジでカッチョ様に買ってもらおうか。それからヒキさんがバンドをパレットの下に通すのを私が箒の柄の先にバンドを付けてしているのを見て、うちはこんなの使っている、と手作りでバンドをつけるようにしてある竹の棒を見せてくれる。

 

うむ。竹の棒も箒の柄もそう変わらないから、箒の柄で充分だな。しかし最近本当に心細くなった。はっきり言ってこの作業を手伝ってくれる頼れる正社員がパスタくんだけなのだ。

 

後の人は皆とても頼めるような雰囲気でも頼んでも嫌な顔をされてしまう。パスタくんだって永遠にこの課にいる訳でもないし、正社員の人には嫌われているだろうけど、わりとわたくしに理解を示してくれるカッチョ様もいつ課から出ていってしまうかわからない。

 

あ〜あ〜。海向こうに行ってしまったイクメンさんが早く課に帰ってこないだろうか。イクメンさんには何でも相談できるし、一緒に考えてくれるし、愚痴も聞いてくれる。イクメンさんが帰ってくるまであと2年。遠いなあ〜。それまでに転職活動うまくいきますように。

 

でも事務所でジットリ座って事務仕事してばかりよりやっぱり工場でこういう作業に明け暮れるのはそれはそれで楽しい。これで近くに大型の機械なんてあろう物なら興味津々でウハウハだ。

 

帰り際にキミドリくんが、珍しく前髪上げてるんですね、と声をかけてくる。ビックリ。よく気が付いたな。私は顔がデカイので少しでも小顔にみせようと前髪を下ろしているのだが、今日は梱包作業の根性を入れる為に前髪をピンで留めていたのだ。

 

こういう細かい事に気がつく人はモテるだろうな。別にキミドリくんモテてないけど。というか結婚してるけど。

 

しかし私ももう40になったし自分の顔でかくてイヤイヤ恥ずかしいきゅるりんぱ!何て若い子のように女人ぶってみても誰も何も気にも留めていないだろうから、これからは前髪上げて仕事しよう。

 

初恋の詩ではないが、この歳で前髪あげそめし。だな。初々しくも何ともないデカイ顔を晒して生きて行ってもいいな。歳をとるのも悪かあないね。何でもどうでもよくなるから。

 

雪の日の一日。

雪だから家に籠る。と宣言してコタツに籠る。が、子供達の何処か行こう攻撃が激しい。コタツ布団では防ぎきれない爆撃を受け続ける。

 

それどころか雪で散々遊んで来て疲れていると思いきや、体力が有り余っているのかすぐに小競り合いが始まる。足がコタツ内でぶつかったというだけで紛争勃発。

 

耐えきれない。コタツは170cmの小6の息子に占領されて僅かな隙間しか与えてもらえない。攻撃を避ける為にも世界を平和… にする前にまずこのボロ家のリビングの平和を守る為にも紛争を沈めなければならない。

 

ナウシカ見たばかりだからだけど、調停者の巨神兵になるべく宣言する。

 

よし!スーパー銭湯行こう!寒い時は熱い温泉だ!

 

という事で一気に紛争も攻撃も止んだ。

 

温泉につくとみんな考える事は一緒だな。激混み。けれども川の流れを眺めて青い空を仰いで入る温泉は最高だ。ついつい長居。

 

18時からイルミネーションの点灯式なるものがあって今日の点灯者は今日がお誕生のよしのよしこさんらしい。冗談みたいにありがたい名前だな。よしこさんお誕生日おめでとう。

 

イルミネーションの下で走り回る子供達を制し待っているとぺカーっとイルミネーションが点灯する。

 

うわー、ギラギラしてんな、やっぱりここのイルミネーションは。でも綺麗だ。

 

今日の夜ご飯は牛丼かカレーのどちらかね、と言うも、外食がいい。牛丼かカレーね。外食がいい。外食がいい。牛丼かカレー…外食がいい!という攻撃に耐えかね外食にあいなった。

 

帰る途中もシンシンと雪が降ってくる。そうするといつも思い出す。ポケベル時代名古屋の大学に通うYくんに、コッチハユキガフッテキタヨとメッセージを入れると、イナカダネ。ウソウソ。ウラヤマシイヨ。という返事がきた事を思い出す。ぐわ〜オイラちゃんと青春してたな!鉄壁の片思いだったけど。

 

だから雪が降ってるのを見ると自然とウソウソウラヤマシイヨ、と唱えるクセがついてしまった。まあ送った本人は綺麗サッパリ忘れてるだろうがな。でもいい思い出だ。

 

ご飯を食べて温泉も入っていい気分。明日からの仕事の事は明日の朝考えよう。って、もう考えてしもうたわ。

 

 

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働かない豚

お正月休みが明けて出勤初日、海向こうから写真付きであけましておめでとうの挨拶が来ている。みな若い。私も画像を付けて返さねばならぬか?とニヤニヤしながら考えている途中にふと気がつく。

 

あれ?おいら、何か気持ち悪い?胃も痛いしダルいし、何よりこの恐ろしい程の寒さと悪寒は何だ?

 

このフロア寒すぎなんだよ、と心の中で悪態をついて問答無用で温度を上げておくが、寒さが止まらない。吐き気もとまらない。寒すぎて吐きそう。いや、吐く。という事でトイレで吐く。

 

そして気が付く。こりゃダメだ。その内激しい上げ下しが来る。とても仕事してる場合じゃない!と早退。

 

そして次の日も復活できずお休み。半日顔を出しただけであれだね、10日連休になってしまった。

 

そうなるとあれだ。社畜生活が恐ろしく嫌になる。おいら一生キリギリスでいたい、と半泣きでコタツに潜っている。人間嫌いなのに人間様に混じって働くのストレスたまるんだよ。人間はすぐに悪口いうし、人の事気にしてくるし、意地悪するし、おいら人間嫌いだ。

 

そうしていたら、テレビから耳に心地よい言葉が我が耳に届いてきた。働かないアリもコロニーもしもの時の為には必要なんです的云々かんぬん。

 

なぬ?!すぐに飛び起きて見る。コロニーには1部全く働かないアリがいるらしい。閾値が高いアリなんだとよ。閾値が低いアリたちがせっせっと働きすぎて疲れて使い物にならなくなった時に、やれやれどっこいしょと本気出して働き出す普段は全く働かないアリ。

 

素敵♡これこそ私の理想。アリのコロニーでは働かないアリを排除しようとしたり悪口言ったりしない。これが人間社会だったら不器用な人、仕事ができない人、少し毛色の違う人、めちゃくちゃ悪口いわれたり評価が下がったりするよなあ。

 

ああ。やっぱり生き物は素晴らしい。働かないアリも必要だとちゃんとわかってんだから。

 

決めた。私ももう働かないアリになってやる。明日から会社行かない。

 

しかし宝くじが当たっていない。仕方ないアリでないからやっぱり会社行く。ブレブレ。 

 

だめだ。1ヶ月の3分の1もの自由を与えられた豚が元の社畜に戻るまでにどんなに激しい心の葛藤があるのかわかってるのか。

 

飛べない豚はただの豚だ。働かない豚はただの豚だ。働く豚はただの社畜だ。わたしも赤い飛行機に乗って美女にキスされてえや。

 

いけない。寒すぎるから働くのが嫌だという怨念のこもった日記になってしまった。こういう時は温かいスープを作ろう。野菜たっぷり入れた大好きなクラムチャウダーもどき。

 

あれを食べてさっさっと寝よう。寝て自由を忘れるのだ、豚よ。

 

 

 

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実家でぐーぐーぐーたら

娘が何か本を読みたい、と言うので2階からガサゴソ本を探す。しかしほとんど図書館で借りて来て読んでいるので自分で買ってきて家に置いてある本などない。

 

反省する。私が子供の頃は父上の書棚から勝手に色んな本を節操なく読んでいて飽きる時間などなかったけどうちには本が漫画ぐらいしか置いていない。今年は本を買おう。

 

とりあえず姉から借りてきたハリーポッターでも読んでいたら?と言っておく。ガサゴソしている間にYくんから貰った宇宙の本、ホーキング博士の本が出てきて懐かしくて少し読む。

 

宇宙の不思議さに興味津々だった私はYくんが大学で宇宙物理を専攻していると聞いて、こりゃ運命だな!はは!と思ったものだが、その運命もただの勘違いで済んだようだ。はは!

 

それから万葉集をわかりやすく解説してある本も出てくる。

 

こもちみこもちふくしもよみぶくしもちこのおかになつますこいえきかな…

 

うむ。言葉の羅列が気持ちいい。意味は求婚の歌のようだ。しかしいくら身分が高いといえど堂々とした求婚だな。この時代だから良かろうが今の時代だったらこんなに堂々とした求婚する男いやだな、オイラ。

 

でも万葉集とか読むの好きだ。意味はわからずとも言葉の羅列の気持ちいいものが多いから。音を楽しんでいる。それぞれの楽しみ方でいいと思うのね。

 

実家に姉家族が来ているというので私も子供を連れて実家に帰る。漫画を読んで涙して寝落ちしている間に姉たちが夕飯を作ってくれた。私も一斗缶いっぱいの牡蠣をせっせっと蒸す。

 

エビフライと豚の角煮と牡蠣の蒸し焼きに大量のおせち料理…うちのご飯て量も品数も多いんだよね…まあ、お正月だから食べ過ぎてもいいか。

 

ご飯を食べた後に外に出ると星空がとても綺麗だ。オリオン座が東の山の上からよっこらしょ、と出てきている。スバルも牡牛座も見える。

 

しかし寒い。子供の頃は寒いのをごまかす為に熱いお風呂に浸かりすぐに犬の散歩に行った。星を見ながら散歩していると湯冷めする前に体がまた温かくなるのでいつまでも星を眺めながら歩いていられた。

 

今夜は久しぶりにそれをしてみるか?しかしもう飼い犬マロンさんの散歩は夕方してしまい彼女はもう寝てしまっている。

 

仕方ないから熱いお風呂に入ってから星でも見ようかな。星を見ていると本当になぐさめられる。デカイ女と言われても宇宙の中ではきっとゾウリムシの鞭毛の先くらい小さい存在だと思うとこの世界で堂々とジタバタして生きてても良いような気がするからね。

 

 

酉年一日目

お正月。新しい1年。本日は晴天なり。実家でお手伝いした後はお布団に転がって好きな漫画を読みながら眠くなったら寝るお腹空いたら食べるという素晴らしい一日

 

子供達が、かーちゃん!お外に猿が来てるよ!と言うので2階の窓から裏山の畑に群がる猿を眺める。

 

娘はすぐに飽きてよつばとを読みに戻ってしまったが、次男坊は私と一緒で動物をジ〜と見るのが好きなのでずっと眺めている。

 

猿たち地面から何か一生懸命拾ってムグムグ食べている。うちの裏山の畑はとうに畑として使用するのを放棄してしまい(猿に果敢に立ち向かい猿よけを作ってまで作物を作る根気のあるお人は去年末に彼岸の人になったからな。)、作物などないのに、冬場の飢えをしのぎに来て恐らく雑草の実でも食べているのだろう。

 

2匹の小猿もお地蔵さんの近くにいて遊んでいる。可愛い。ボス猿ぽい猿の顔もお尻も真っ赤かだ。酔っ払っいみたい。

 

次男坊が、あ!かーちゃん!猿にもタマタマがあるよ。大きいのがブラブラしてる!と言う。そうだね、立派だね、と言っておく。その後は次男坊は棒を持って猿を追いかけに行ったが、さっさっと木の上に逃げられてしまったようだ。

 

しかしボキボキッという音がして木から転げ落ちた猿もいたようだ。猿も木から落ちる、ことわざ通り。

 

それからしばらくすると今度は死んだ鳩が裏庭に横たわっているのを見る。つつくとまだグニャりと柔らかいので死んでからそんなに時間が経っていないようだ。

 

もしかして鳥インフルエンザになっているかもしれない。わたくしの家には雀のピエ蔵さんがいるし感染したら大変だ。子供達には入念に手を洗わせる。

 

そして鳩さんも荼毘にふさなければいけない。お兄様に裏庭の薪をくべるドラム缶に火をおこしてもらい、ビクビクしている兄に代わってそっと火の中に鳩さんを入れる。

 

生まれ変わっておいでよー、と父上がムカデをコンロで焼き殺す時に(←ひどい)言っていた言葉を唱えておく。お経知らないからお経の代わりだ。

 

しかし酉年一日目に鳥さんを荼毘にふさなければならないとは。これは吉兆なのか凶兆なのか。

 

まあ、吉兆としておこう。 

 

猿も鳥も見たし庭には飼い犬マロンさんもいるし、昨日まで桃太郎の西の国に行っていたし、きっと今年は鬼退治できる年でしょう。

 

鬼がどこにいるかわからないので、とりあえず自分の中の鬼と戦おうか。よく息子に鬼母と呼ばれるしな。

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