罵詈雑言

悪口書いていいですか。いいですよ。ありがとう。という事でだ、カイコくんに落ち着けと諭されるほど、バナナ野郎の罵詈雑言を話して聞かせた。私は人の悪口は本当にマジ言わない方なのである。絶対、それ、自信ありまーす。でもその私にここまで罵詈雑言を吐かせるとは、お主は素晴らしい、エクセレント、褒めてつかわす。

 

この前こんな事があった。うちの課は1人パソコンモニター2台持ちの2画面使って仕事しているのだが、新しい南国鳥さんもバナナ野郎から仕事を引き継ぎ、そのままその2画面を使っていたのだが、バナナ野郎が別工場にとばされ…もとい、別工場のフロアへ異動する事になったのだが、(課は代わらないが。チッ。)その引越し当日いそいそと南国鳥さんの2画面の接続アダプターを外して持っていこうとするではないか。もちろん南国鳥さんはそれでは1画面になってしまう。

 

そして私に言ったのだ。〇〇さんの2画面の接続アダプター南国鳥さんのが来るまで南国鳥さんに貸してくれない?と。開いた口が塞がらない。

 

ここで冷静にバナナ野郎の行動を分析してみよう。南国鳥さんのアダプターを外し自分の別工場のパソコンにとりつける。南国鳥さんはアダプターが無くなるから買うしかない。それが来るまで南国鳥さんは1画面だ。そういう事であなたなら1画面で十分でしょ扱いを隠しもせずに、私に接続アダプターを南国鳥さんに貸せと言うのだ。そもそも南国鳥さん発注方法もまだ覚束無いなから、アダプター発注するのも自然と私がするより他ない。絶対バナナ野郎が懇切丁寧に南国鳥さんのアダプターを買ってあげる訳がない。おまいが引き継ぎ担当だろーよ。ちゃんと面倒最後まで見ろ(怒)

 

そもそも何故にそのアダブターを別工場に持っていくのだ。その2画面もアダプターも南国鳥さんのものだ。そもそも画面などわんさか余ってるから、余った画面を持って自分が大人しくアダプターを注文し、それが来るまで1画面で我慢すればええんじゃね?南国鳥さんのアダプターを取り外し、私のを取り外しつけたりかえたりするより、効率もよくね?え?大体仕事もろくにテギないくせにミサワばりにトゥタターン!!するから、とばされ…もとい、異動になったんでしょうよ?自覚ある?画面1個でおまいは大丈夫だわっ!!てか1画面は大きいの使ってるけど、2画面目はみんな小さいの使ってるのにおまいだけなんで両画面ともデカいの使ってんの?え?仕事できもしないのに恥ずかしくね?私なんて正社員になるまでは何か2画面もらうほどの分際でもないと思っておまいさんより、大変な工場あてがわれて日々奮闘してたけど、全然1画面で出来るよ?ん?それとも何かな?仕事の出来ないそれを画面で誤魔化してるのかな?見てくれだけ気にする割にはこの前の私服のギラっギラっしたカッツカッツの靴履いてスーツでキメてるつもりなのに、靴の先は皮が剥げてるし、カバンもなんか皮剥げてるし、剥げた皮の鞄と靴で来るくらないなら、その姿で来んなや、ダサっ。ふつーにトレーナーとジーパンのカイコくんの方がよっぽどオシャレだわ。

 

…という脳内の罵詈雑言を飲み込み、南国鳥さんの分も接続アダプターを追加で買っておいた。私も画面だけ机に置いているだけで、まだ接続していなかったから。自分は1分も1画面のままは耐えられないのに、私や南国鳥さんが1画面なのはどうでもいいらしい。想像力のない人間てホントいるもんだね。見ていて恥ずかしい。

 

はーあ、やれやれ、あやつの顔を来週から見なくていいと思うと気分晴れ晴れ。

 

というか、人間て罵詈雑言だけはスラスラ出てくるもんだね。まだ書き足らないわ…

特技は料理

会社で自分の特技を書かなければならない状況になった。参考までに過去の人様の書いた特技を見ることにした。これが意外に面白い。大体が学生時代にやっていたスポーツとか、習い事を書いているが、中には書くことが無くて、無い袖を振るどころか内臓をひっくり返す勢いで裏返して振って、やっと出してきたのであろう特技があったりする。

 

犬に異様に好かれる、ってなんやねん。いや、立派な特技であるが、一体この人は何匹の犬に異様に好かれてこの結論に達したのであろうか。あと、どこでも眠れると書いている人もいる。この人も書くことがどうしても思い浮かばなかったのであろう。特技として良いものか判断に迷う。

 

また見たまんま金持ちそうなオサレなおじ様の特技が、社交ダンスとか書いてあると、チッと舌打ちしたくなる。さも、さもありなん、な特技書きよってからに、と思う。

 

それで、舌打ちしたり笑ったりして他人の特技をジャッジメントしていたが、全く自分の特技が思いつかない。

 

あるには、ある。カラスの泣き真似が異様にうまい。ザリガニなどの小動物?を獲るのが異様にうまい。昔バケツ?にいっぱいのセミカニ、タニシ、カタツムリを採った事を考えても特技として誇っていいだろう。しかし、会社の広報的なモノに載せるには、確実に変な人認定されそうだ。

 

そこで、出した結果。こんなもの誰も見やしないから、思いっきり勘違いさせるような事を書けばいいのだ。精一杯自分をよく見せようとしてもいいのだ。という事で料理と書いた。料理と書いておけば、女らしい特技だと思ってもらえるだろう。

 

嘘を書くのはひけるが、特技が料理はウソではない。わたくしは料理を雑に作るのが非常に得意である。雑さと合理的さでは他に引けを取らぬであろう。肉を切るまな板を洗うのはめんどいから、そのまま炒めながらハサミでバチバチ切るし、キャベツの芯を避けて切るなどめんどいから、ザックザック切って炒めて、芯の太いところ固い所は見つけ次第、ポイポイ捨てて行けばよろし。

 

お好み焼きも人数分焼くのがめんどくさけりゃデッカイの1枚焼いて人数分に切ればよろし。

 

雑だ、いかにも雑だ。それだからどんだけ残業しても大概30分以内に3品くらいは作れる自信はある。だけど美味しい自信は全くない。盛り付けなど下手すぎる。不味そうなご飯をより不味そうに盛り付けられる自信はみなぎっている。

 

それだから特技は料理と書いてウソにはならないのだ。

報告いたします(捏造)

カイコくんと出張に行ったのだが、これからまあまあ誰かと出張に行く事も増えるであろうから、カイコくんに確認をしておいた。現地集合現地解散はありか?なきか?と。ありありだと言ってくれた。良かった。

 

カイコくんみたいに気の知れた相手となら行動をガッチリ共にしてもいいが、カッチョとかカッカリチョとか、イケスカナイ若造とかとガッチリ行動を共にするのは、人見知りである事を差し引いたとしても、キツイではないか。

 

カイコくんは息子みたいなものなので、全然気を遣わなくて済む。おトイレ大丈夫?したくなったら遠慮なく言ってね、と4歳児に話しかけるように言っておいたが、これもセクハラ発言になるのであろうか。言った本人、自分の方がお腹弱いからしょっちゅうトイレ行きたい、と行動を遅延させていたという残念な結果だったが。

 

そもそも、トイレの心配をする当たり、お腹弱い人の思考であるので、フツーの健常なるお腹を持っている人からしたら、何言ってんだこのオバハン、と思われる発言だろうが。

 

それで新幹線の中でカイコくん相手にペラペラペラペラと話した挙句、目的地に着く直前に眠くなりテンションが下がる。はーあ。もうこのまま寝てたいわ。見つかりもしない新規購買先を探すのだ。エネルギーが必要だが私のエネルギーは新幹線の中のお喋りで使い果たした。もう成果が上がらないのは火を見るより明らかである。昼に食べるランチの事でも考えておこう。

 

ボチボチ目的を果たしてすぐにランチにする。まあまあ美味しいご飯だ。しかし、カイコくんには感心する。行動がまっことスマートである。お手拭きどこかな〜と探しに行こうと立とうとすると、お手拭きですか?とサッと自分が立ってサッと持ってきてくれる。お水もサッと取りに行って、おかわり大丈夫ですか?と返事をするより早くとサッと行動して水を取りに行ってくれてる。

 

ホエ〜。驚いた。わたしゃ自慢じゃないが気の利く男の友達もおらんが、ハーンもまったく気の利くタイプでもない。私も気が利かないのでそこはどっこいどっこいで気楽だが。若い女の子にはフツーであろうが、気の利くメンズと初めて行動を共にしたと言っても過言ではない。

 

それで思ったが、言葉は汚いが、ケツのすわりが悪い。落ち着かない。カイコくんがイケメンの女たらしでなくて良かった。(←おい)

そうでなければ、その全く気負わないスマートな行動に惚れてしまう女人もおるであろう。思わず、何で彼女出来ないんだろうね?と失礼な事を口走りそうになったが、耐えたがや。

 

おまけに何やかんや気が付くと自分の持っていたであろう色んな荷物が自然にカイコくんにシフトされて荷物持ちになってくれている。ここまでくるとまっことまっこと不思議になる。こんな生き物もおったのだな?こりゃこういう彼氏を持った女人がワガママになってもしょーがない。女を堕落させる男だな、コイツは。

 

という事で夕方、女を堕落させるスキルを持ちながらそのスキルを発揮する場も状況も与えられず、クソ田舎に閉じ込められて筋トレするしかないのにその筋トレのせいで背中を痛め最近休日はベッドの上でゴロゴロしているしかない残念な若造と分かれ、帰路に着く。

 

はー、本当に成果なし。なんも無し。マジで報告書に書くことが無い。新規購買先を見つける事ができずに、同行者のフェミニストな所を新規に発見しました♡なんて報告書書けるかよ。しかたあるまい。報告書捏造しとこ。ウソとハッタリ大事。

 

 

集まり

昨日は高校のバスケの飲み会があった。といっても大体いつものメンバーで7人くらい。先輩達が開く会に呼ばれて出ていくのは私の同年では私だけだ。

 

それで飲み会でローカルCMの話題で盛り上がった。懐かしさの込み上げるCMばかりで、ローカルなだけに地方と年代が合っていないと全く分からない話である。私、最近若い年代のお友達が増えたので、そこでは絶対に話題に登らないであろう話にお腹を抱えて笑った。笑いすぎて喉を痛めた。

 

ジェネレーションギャップとは恐ろしいものだ。言葉が通じないのと同じくらい話の内容がお互い分からない。会社にサンタフェから物が送られて来た時、サンタフェ宮沢りえの写真集だ笑!と笑ったのはオーバー40のみであったし、インスタでよく見る指でハートマークを作るあのポーズがどうしてもポール牧の指パッチンに見えてしまうのも、オーバー40の証拠であるし、誰かがちゃっぷいちゃっぷい、と言ったら、どんとぽっちぃ、と合いの手を入れてしまうのは、オーバー40の特性なのだ。(そもそも、寒い時にちゃっぷいちゃっぷいとも誰も言ってくれないが…)

 

今上記にあげた事は実際全て、若い人には通じなかったネタをあげた。

 

とか言ってても逆にカイコくんに、クイーンも知らないんですか?アルバム貸しますよ、とその年代に合致していない人に、年代が合致している私の方が知らなかったりする事もある。私はテレビを若い時ほとんど見なかったので、その時代のドラマの話題になるとついていけない所もある。というか、今でも情弱であるので、話題についていけない事の方が多い。

 

話題の内容を理解しようと、なにそれなにそれ、キョロキョロしている内に話がおわるので、ま、いっか、となって1人でニヤニヤしている。

 

そういえば、昨日後輩のり〜ちゃんと話していて、その子は独身なのだが、同窓会に行ったら子供の話でみんな盛り上がってついて行けなかった事がある、それで1人でご飯食べているような気になって、それからはその集まりに行っていない、という。

 

そうなのである。人が本当に孤独を感じるのは大勢の中にいる時である。大勢の中にいて隔離されているような壁を感じる時の孤独の深さは計り知れない。だから私はあまり群れたくない。好んで群れるなら、誰もが話題に参加出来るような群れしか群れたくない。もしくは興味ある話をしてくれる群れ。

 

そして、私が群れる時、誰かが孤独を感じないように、話題についていけない人を見つけるとその人の話を聞くことに徹する。私のように1人でも平気な人間ばかりではなくて、孤独を感じたとしても、それでも誰かと繋がりたいと思っている人はいるから、もうこの集まりには来ないって、なって欲しくないのだ。

 

り〜ちゃん、この集まりの中でもたった1人の独身で話の合わない事もあるだろうけど、来てくれるから、私もなるべく参加しよ。

 

 

フレディからトイレまで

この前、話題になっているからとボヘミアン・ラプソディを観に行ったのだ。クイーンもフレディ・マーキュリーもよく知らないのに。それで、脳内で色々思考回路がこんがらがったあげく、う〇ちを出す事はとても大切だな、という結論に到達した。ボヘミアン・ラプソディから、う〇ちを出す事が大切だという結論に至るまでの経緯は、くだらなさ過ぎるような気もするし、深い真理のような気もするし、ただの厨二病的でもあるので、ここに記すのはやめておこう。

 

それで、そこからお腹弱い私、それでも随分強くなったと思うが、お腹弱い人は遠出する場合、常にトイレを意識するものである。この現代社会、大体トイレはそこかしこに溢れていてくれるので、溢れそうになるアレを受け止めてくれる存在の欠如を感じる事はあまりない。

 

だがそんな現代社会でも、私は野外の活動は尻込みする。バーベキュー、花火大会、川遊び、山登り、危険だ。とても危険だ。受け皿がないという不安を拭えない。それとも本当に皿で受けろというのか。そして、私は野外に設置してある簡易トイレぐらい苦手なものはない。いや、あれが得意な稀有な人もおらぬだろーが。汚い、臭い、はもちろん、簡易に置くという事はそれだけトイレが足りぬ状況になりそうだからと設置されるのであって、ダダっ広い野原にポツネンと1人あの箱に入る訳ではなかろう。

 

お腹弱い人のお腹の緊急警報は場所を選ばぬ。野外であの箱に、それも長蛇の列を作っている中で、あの箱の中で緊急に事を成さねばならぬ状況とはまっことこの世の地獄である。何もかもそれこそ漏れ放題である。そもそも長蛇の列の頭まで色々もつとは思えない。だから、私は天上界に生まれた身、アウトドアが好きかと思われるかもしれぬが、苦手である。それに高速バスなども苦手である。高速バスなどに乗る時には不安に苛まれる。ドラエモンにはどこでもドアよりどこでもトイレを出して欲しいと常々思ったものだ。この思考はきっとお腹弱い人に共通する。

 

こんな事を急に書いたのも、実はすぐに雪山に行ける環境にありながら、子供達をスキーの1つにも連れて行っていない事を少し気に病んでいたので、思いっきって今冬連れて行ってみようか!と思ったが、寒い眠いをおして行ったあげく、ゲレンデにそこかしこにトイレがあるとは思えぬ状況、トイレが混んでるんじゃねーか、という疑心暗鬼、という事で3秒で、スキーに連れて行ってあげようと気に病む気持ちが飛んでいった。

 

それで、子供達に言っておいた。スキーやスノボがやりたくなったらね、大人になって自分でお金稼いでそれから好きに行けばいいよ。と。子供達も別に行きたいとも言ってないが。

 

しかし今年は雪が降らぬなあ。

 

 

 

母の深い愛

実家の職業柄、初詣に神社にお参りにいく習慣などなく育った。それどころか、クリスマスの習慣もなかったのだが、人とは恐ろしいものだね。自分基準なので、この前会社で、うちらの年代はクリスマスプレゼントどころかサンタ信じる信じないもなかったですよね〜アハハ笑と大口開けて笑っていたら、年齢の近い主任も係長も、いや、小学生頃まではサンタからプレゼント貰ってたよ、と仰る。

 

ギョッとしてどこか冷めてるカイコくんならサンタにプレゼントもらってなさそうなので(←すごい偏見)、カイコくんはサンタなんて信じてた?プレゼント貰ってた?と聞くと貰っていたというではないか。なんとまあ、つまりだ、クリスマスの習慣がない方がマイノリティだっと齢40越えにして気が付く。

 

それはそうと私も人並みに人のマネでもしてみようと、初詣に行くことにした。いつぞやどこからの帰りに国道から見えたあの大きめの鳥居の所に行ってみよう。

 

私は世間知らず常識知らずなのは兄弟姉妹のお墨付きである。同じ世間の風習にあまり触れずに育ったとしても他のメンバーはちゃんと世の中を見て生きて来たが、悪いが私は宇宙の星ばっかり眺めてぼんやり妄想の世界で生きていたので、その分マジで世間知らず常識知らず。仕方あるまい。私は人間世界という小さな世界で生きていないのだ。宇宙規模で生きているので、小さな事は全然気にできぬ。ガッハッハッ。と、言いつつ大口はたいていたら正社員試験で常識知らずが露呈し死ぬほど恥ずかしい指摘を受けるハメになったので深海より深くマグマだまりを抜けて地球の裏側に飛び出てサンバを踊るくらい、今は反省している

 

ということで上記の理由から我が子供達を私のような常識知らず世間知らず礼儀知らずの妄想宇宙人にしてはいけないと、世間の風習を学ぶ為にも初めて初詣に行った。長男が妄想宇宙人の息子らしく自作の小説、12冊目に突入しているらしいが8冊目まではあまりに下手すぎて手直しが必要だと、この前わたくしに言ってきたが、腹を抱えて笑う所を必死で耐えて、うん…頑張れ、と親として優しく応援してあげたのだ。やはり世間の風習・常識などを学ばせておかないと、息子も私側の妄想宇宙人こじらせ大人になってしまう。現実を見ろ!!

 

と、神社に行く前に少し大きめの古墳によったら、かーちゃん、スマホ貸して。小説のネタになりそうな景色だから写真撮っておく。と、のまたったんですわ奥さん。聞いてます?そこでも床に転がって笑いたい所を、グッと堪えてスマホ貸してあげた母の愛を誰か褒めてくれ。

 

神社のよく分からない神様、どうか長男の小説熱を勉学へ向けてくださいまし。小説12冊も書いてる割には、よくこの成績でいられるなあ、と感心する底辺成績なので、このままでは行く高校がありませぬ。よろぴく〜

 

よし、お願いしといたからこれで高校はモーマンタイ。妄想宇宙人なのであまり息子の成績の悪さにも深刻になれない、あたし。宇宙規模だから小さい事は気にならんばい。

 

 

 

孤独の映画

正月なのでゴロゴロしている。たまたま撮ってあったゴッドファーザーを観ている。やっぱり何度観てもいい。1番好きなシーンは主人公のマイケルが妹の子供の洗礼式に出る所だ。教会で神の前で神父の問いかけに応えている場面と、敵対するマフィアのボス達を次々と一掃していくシーンが、交互に出てくる。マイケルの冷徹さとその裏に深い孤独を感じる。

 

ファミリーを守る為には冷徹でなければならない。神の前でも平然と嘘を誓えるのだから最後のシーンに出てくる奥さんからの問いにだって平気で嘘をつける。扉が閉まる前の奥さんの不安な表情。ファミリーの話しなのに孤独しか感じないんだよなあ。

 

音楽もいい。是非是非1人でも多くの人に観てもらいたい、お勧めしたい映画だが、なんせ暗い。話も暗いが映像も暗い。とにかく人がわんさか死ぬからな、男の人には受けがいいかもしれないが、私は私以外で女の人でゴッドファーザーがいい、と言っている人に会った事がない。そもそも古い映画なので観ている人も少ない。

 

でも、たまらなくいい映画だと思う。ゴッドファーザーて何?と問われたら、所詮、人は孤独だよね、家族でいようと、誰といようと、1人でいようと、孤独が基本であって孤独でないと思おうとしている自分達に惜しみなく、ああ、やっぱり考えないようにしてたけど、人間て孤独なんだよね、そっか。と突きつけてくる映画なわけだ。色々見方はあるだろうけど、私はゴッドファーザーからは容赦ない孤独を感じる訳だ。

 

人は所詮孤独だと思うと、とても気が楽だ。孤独だから、寂しいから人と繋がろうとしても全然いいわけだし、どーせ孤独ならずっと孤独を楽しむよ、と1人でいても良い訳だ。

 

だけどやっぱり孤独がヒシヒシ感じられて、ちょっとしたお涙頂戴映画を観るより、私はゴッドファーザー観てた方が寂しすぎて号泣してしまうのだ。